クルマに関する用語は力強い響きが多い!?
「肩が三角チョコパイ!」
先ほどの小っちゃいジープ同様、肩の三角筋が巨大であることを表現したかけ声。大きければ大きいほどいい、というなら「肩がマイバッハ!」とか「肩で4tトラック担げそう!」てな感じでしょうか。
チョコは日焼けしたボディビルダーの肌にもかけているのでじつに秀逸ですが、「筋肉のカーボンローター」「三角筋が極太タイヤ」というのは無理がありそうです(笑)。
「お尻に蝶々がいるよ!」
体脂肪を極限までそぎ落とすとお尻の筋肉すら蝶々のように羽ばたいて見えるのだそうです。そこで、クルマ好きボディビルダーなら「体脂肪のスーパーレジェッラか?」とか「お尻がばっさり、コーダトロンカ!」あたりでしょうか。
お尻の仕上がりはバックポーズの決め手となるようですから「バックギヤでも最高速!」なんていうのも、クルマ好きならではかと。
「大胸筋が歩いてる!」
発達した大胸筋は自分の意思で左右を上下別々に動かすことができるそうです。ボディビルダーが、よくヒョコヒョコと動かしているのが「歩いている」ように見えるというポピュラーなかけ声。そこで、胸の筋肉を大型SUVの走りに見立てて「胸でゲレンデヴァーゲン走ってる」とか「大胸筋でヒルクライムいける!」みたいな。
また、パンパンに張った様子なら「胸元エアバッグ開いてる!」というのも選手が喜ぶのではないかと。
ふざけたかけ声を並べてみましたが、やっぱりボディビル大会らしい「キレてる!」「仕上がってる!」なんてのがしっくりきそうです。もっとも、「背中でディアブロ走ってる」や「脚の太さがRB26DETT!」なんて応援で喜ぶ選手がいたとしたら、まぎれもなくクルマ好きに違いありません。そんな選手を探し出して、応援するのもクルマ好きの醍醐味かもしれません。確率低そうだけど(笑)。