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経済的に「お得」だからディーゼル車を買う……は間違い! そうそう埋められない「ガソリン車」との差 (2/2ページ)

経済的に「お得」だからディーゼル車を買う……は間違い! そうそう埋められない「ガソリン車」との差

この記事をまとめると

■ディーゼルエンジン車は経済的というイメージがある

■しかし損得勘定だけで考えるとディーゼルエンジン車はお得ではない

■乗り味などが気に入った場合に購入するのが良いと言える

ガソリンモデルと比べて車両代は高くなる

 欧州で人気だったディーゼルが日本でも定着して久しい。その昔は日本車でも乗用車にかなりの割合で用意されていたが、当時のものは黒煙は出るし、振動もすごかった。メリットは燃費がいいのと燃料費が安いこと、トルクが太くて乗りやすいことぐらいだった。

 それが今では排ガスを高度に浄化したクリーンディーゼル全盛となっていて、これが人気になっている。欧州車はもちろんのこと、マツダのように国産でも力を入れているメーカーがあるなど、すっかりと定着している。

 もともとディーゼルというのは、先に紹介したように経済的というのがまずはあって、現在のクリーンディーゼルでも支持される要素のひとつになっている。しかし、よく考えると、ホントにお得なのだろうか?

 そもそも車両代が20〜30万円ほど高い。振動が大きいゆえにエンジンを頑丈に作らないといけないことなどが理由で、さらに排ガスの処理システムもコストがかかるため、価格に跳ね返ってくる。理由はどうであれ、車両代を補って余りあるお得が存在するのかが問題だ。

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