モデューロXは「人間力」で作っている! ドリキン土屋圭市も来場した「大都会のオフ会」に潜入 (2/2ページ)

ここでしか聞けないモデューロX開発裏話満載のトークショー

 かくしてパーキングで2時間ほど交流して、全体で集合写真を撮った後、T-SITEの2階のスペースに場所を移して、この日のお楽しみといえるプログラム、スペシャルトークショーが行われた。

 壇上に上がったのは先述の3氏に加えて、カーライフジャーナリストのまるも亜希子氏。ドライバーと開発エンジニアのふたりという3者が繰り広げる本音トークを、まるも氏がモデレーターとしてまとめながらセッションは進行した。

「実効空力」という日常の速度域でも感じられるエアロダイナミクスを積極的に採り入れることで、前後リフトバランスを整え、最大公約数を追うべき市販車にはないシャシーセッティングを実現できるのが、モデューロXの個性であり強みでもある。とはいえ開発の現場では、アドバイザーの土屋氏はもちろんエンジニアからデザイナーまで、テストコースを実際に走っては改良を重ねて、際限のないトライ&エラーを繰り返しているのだとか。

 裏話だらけのトークに、オーナーたちは静かに大盛り上がりといった風情で、真剣に聴き入っていた。CADやシミュレーターが当たり前の現代にあって、クレイモデルを削り、ときにはダンボールまで現場で用いるという、泥臭くも人の手による作業が、人間の感覚を重視した開発を経て生まれる、モデューロXの説得力そのものだ。

 続く後編では、代官山に現れたモデューロXオーナーたちの愛車に対する想いを紹介する。


南陽一浩 NANYO KAZUHIRO

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愛車
アウディA6(C5世代)
趣味
ランニング
好きな有名人
コロッケ、サンシャイン池崎

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