中古といえどまだまだ古さを感じさせないカッコよさ!
次に、今後も長く乗れるようなプラグインハイブリッド車を探しているなら、三菱アウトランダーPHEVで決まりです。もともと、ベースとなっているアウトランダーからして高い走行性能を持ち、実用性の高さにも定評のあるSUVだけに、PHEVでなくても満足度は高いのですが、外部充電ができるPHEVなら、近所のチョイ乗りはEVとしても使えるため、日々のランニングコストを抑えることも可能。
初代モデルのEV走行距離は、カタログ値で最大60.2km(JC08モード)となっています。そしてロングドライブする際には給油してハイブリッドとして走れるので、EVを買うにはまだちょっと早いけど、エコカーに興味があるという人の入門カーとしてもオススメです。アウトランダーPHEVは初代に7人乗りの設定がないので5人乗りになりますが、ラゲッジも広く使えて4WD性能も高く、アウトドアレジャーが趣味の人にも魅力的です。
中古車価格は、2013年式くらいで150万円前後。新車当時は500万円くらいする高級モデルだったので、グッと手が届きやすくなっていますね。ただ、このクルマは毎年のように改良されており、2015年にマイナーチェンジをしてデザインも変更されていますので、マイナーチェンジ後のモデルだと価格は200万円前後にアップしますが、予算が許せば2015年式以降もチェックしてみるといいと思います。
続いて、輸入車でコスパのいい中古SUVを探している人には、シトロエンC3エアクロスSUVに注目です。個性的なデザインやカラーコーディネートは日本車にはないオシャレさ。インテリアもセンスがよく、さすがフランス生まれとテンションがアップするはずです。お値段が高めな印象のある輸入車ですが、C3エアクロスSUVの中古車は2019年式でも200万円を切る設定がチラホラありますので、とってもコスパがいいのです。
1.2リッターのガソリンエンジンは予想以上に軽快でパワフル。欧州車らしく高速走行での安定感もシッカリとしているので、コンパクトサイズでもロングドライブが快適なのも大きな魅力です。
最後に、手ごろな価格でも先進の安全運転支援システムが付いているSUVがいいという人には、スバル・フォレスターがおすすめ。10年落ちの2013年式でも、スバルが年々熟成させてきたアイサイトが装備されており、高速道路での追従機能はもちろん、さまざまな安全装備も手に入れることができます。
4WDの走行性能も頼もしいので、もちろん雪道やダートなどをよく走るという人にも魅力的。室内空間もラゲッジ容量も十分で、ファミリーユースもOKです。
中古車価格は、2013年式で80万円〜100万円程度という個体がたくさんありますが、走行距離の少なさにこだわるなら、120万円くらいの予算があるといいかなという感覚です。このくらいの年式にはパワフルで人気の直噴ターボ車があったり、MTモデルもラインアップしていたり、好みに合わせてパワートレインを選べるのもいいですね。
ということで、人気のSUVカテゴリーでも探せばまだまだ大穴モデルは見つかります。夢を大きく持って、自分にぴったりのSUVを見つけてくださいね。