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「伝統」に勝つため「攻め」続ける! レクサスのデザインがウケる理由 (1/2ページ)

「伝統」に勝つため「攻め」続ける! レクサスのデザインがウケる理由

この記事をまとめると

■トヨタのプレミアムブランド、レクサス

■レクサスのデザインには定評がある

■この記事ではレクサスのデザインの魅力に迫る

レクサスのデザインが日本のユーザーにウケている理由とは?

 2005年の国内展開から18年目を迎えたレクサス。あるアンケート調査(※)によると、一度は乗ってみたい憧れのブランドとして第1位に挙げられており、回答者の51%がその理由を「デザインのよさ」としています。なぜレクサスのデザインは日本のユーザーにウケているのでしょうか? ここでは、その理由を検証してみたいと思います。

※パーク24株式会社によるドライバー向け会員制サービスの会員を対象としたアンケート結果による

日本人の感性に響くデザイン哲学

 まず、ひとつ目の理由として考えられるのが、日本人の感性に合ったデザインであること。レクサスは、ブランドの立ち上げに当たって「L-finesse(エルフィネス) 先鋭・清妙の美」というデザインフィロソフィを提示しました。これは先鋭と精妙の「二律双生」する大胆な先進性を極めて表現される、エレガンスのある美しさの創造を標榜したものです。

 たとえば鋭いランプまわりの造形や、シャープかつ繊細なモール類のエッジ、あるいは磨き込まれたエレガントな面造形など、隅々まで神経の行き届いたエクステリアが、どこか日本人の細やかな感性に通じているのではないか? と思われるのです。

 最近のレクサスは、この「L-finesse」を積極的に打ち出していませんが、スタイリングの底流にはいまもこのデザインフィロソフィが継続しているようです。

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