誘導に従ったら交通違反! 最後の最後で見捨てられた! ナビに頼りすぎた人が陥るワナ5つ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■いま多くの人が運転の際、ナビゲーションを使用している

■カーナビだけでなくスマホアプリもあり、ないと走れないという人も少なくない

■しかしナビゲーションに頼りきりだと思わぬハプニングが起こることも

ナビ画面上の道が存在しない!?

 もはや「見ないとどこにも行けない」という人も多い、カーナビ。オプションで数十万円ほどする高機能なカーナビゲーションを好む人もいれば、最近はスマホなどのアプリでナビゲーションを利用する人も増えていますね。どちらにも一長一短があるのですが、1つだけ確かなことは、すべてカーナビに頼りきりだと思わぬハプニングや、目的地までちゃんと辿り着けない可能性もあるということ。とくに地図を見るのが苦手な人や、方向音痴な人が陥りやすい「まさか」の事象をピックアップしてみました。

 1つ目は、近年は通信型のナビゲーションが増えてきたので、定期的に地図データがアップデートされるものも多いのですが、数年前までは購入した時の地図データからアップデートするには、ディーラーで何時間も待たされたり、高額な手数料が必要なこともあり、ずっと購入時のままのデータで使っている人も多かったものです。それを知らずにナビに頼りきっていると、もっと便利な新しい道ができているのに、古い道のままルート案内をされていて時間を無駄にしたり、最悪の場合には道が変わっていて通行できず、Uターンするハメになることも。ナビデータがいつのものなのかをチェックして、その後に新しく開通した高速道路やバイパスなどがある場合は、最新の地図データが入っているものを使うか、臨機応変にアプリなどと並行して利用したほうがいいでしょう。

 2つ目は、これも昔からのナビにありがちなところですが、広い敷地や大きなビルなどを目的地とした場合に、代表電話番号がつながる階や、敷地の中心部などが設定されてしまい、エントランスや駐車場の入り口からまったく別の位置でルート案内が終了してしまうことがありますので、クルマを駐車したいなら検索する時にちゃんと「駐車場」を目的地に指定することが大事です。また、入り組んだ道の多い場所などでは、まだどの建物なのかもわからないうちに、「目的地に近づきました」とアナウンスが聞こえて、そこでルート案内が終了してしまうことも。使っている身としては「ここからが大事なところなのに!」と焦ってしまいますね。あらかじめ、どんな色や形の建物なのか、両隣には何があるのかなど、調べておくといいでしょう。


まるも亜希子 MARUMO AKIKO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
MINIクロスオーバー/スズキ・ジムニー
趣味
サプライズ、読書、ホームパーティ、神社仏閣めぐり
好きな有名人
松田聖子、原田マハ、チョコレートプラネット

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