ブラックバンパー+スペシャルカラーの特別仕様車を用意
また、14年ぶりのフルモデルチェンジにより、安全運転支援装備も充実。アダプティブクルーズコントロール、レーンセンタリングアシスト、アクティブエマージェンシーブレーキに加え、日本導入モデルでは初となるエマージェンシーレーンキープアシスト、ブラインドスポットインターベンションなどの先進運転・駐車支援システムを装備する。
そのほかの装備としては、ハンズフリーカードキー、7インチデジタルインストゥルメントパネル、8インチマルチメディアEASY LINK、2ゾーンオートエアコン、後席エアダクトなどを採用し、乗員全員が快適で楽しい時間を過ごせるような工夫が凝らされている。
新型ルノー・カングーの価格は、ガソリンモデルの「ゼン(受注生産車)」が384万円、ガソリンモデルの「インテンス」と「クレアティフ」が395万円、ディーゼルモデルの「インテンス」と「クレアティフ」が419万円となる。
なお、新型ルノー・カングーの発売を記念し、特別仕様車として「プルミエールエディション」が用意されることも発表された。「プルミエールエディション」は、クレアティフをベースに、ブラウンテラコッタM、グリハイランドM、ブルーソーダライトMの3色の特別なボディカラーを設定したモデルとなる。価格はガソリンモデルが400万5000円、ディーゼルモデルが424万5000円となる。
2002年に初代カングーが日本に導入されてから20年以上が経過したが、働くクルマとして開発されたクルマが、まさか東洋の島国でここまで多くのファンから愛されるモデルに成長するとは、誰もが考えもしなかったことだろう。ルノー・ジャパンのエースがラインアップに帰ってきたきたいま、日本における2023年のルノー販売台数が過去最高を記録するであろうことは想像に難くない。