この記事をまとめると
■公道を走行する車両1台1台にはナンバーが割り振られる
■ナンバーは変えることが可能だ
■希望ナンバーへの変更の方法について解説する
意外と簡単に変更することができる!
日本の公道を走行する車両1台1台に割り振られているナンバープレートは、その車両を識別するために与えられているものであるため、当然ながら同じ数字の組み合わせのものは世界に1組しかないオンリーワンなものだ。
とはいえ、なかには自分が好ましく思えない数字が割り振られてしまったり、よくないことが立て続けに起こって気分を一新したかったりと、ナンバーの数字を変更したくなることもあるだろう。
日本では1999年5月14日から(一部地域では1998年5月19日から、軽自動車は2005年1月4日から、ただし事業用を除く)希望番号制度が導入され、4桁の数字を自分好みのものにすることも可能となっているので、愛車のナンバーを変更してみたいと考えている人もいるかもしれない。
この希望ナンバーへの変更、もちろん代行業者に手数料を払ってお願いしてしまってもいいのだが、じつは意外と個人でも簡単に変更することができるのである。
まずは「希望番号申込サービス」のサイトにアクセスし、画面の指示に従って必要事項を入力して申込を実施。この時、一部の人気のある数字(地域によって異なる)の場合は、毎週日曜日21時までに申込が完了した分に対して月曜日にコンピュータによる抽選を実施し、当選した人のみが取得できるようになっている。
無事に希望する番号を取得することができたら手数料の納付先が案内されるので、その金額を納付したのちに交付可能日がアナウンスされ、その日から1カ月以内に陸運支局でナンバーの交付を受けるだけ。
もちろんナンバーが変更となるので、登録車の場合は車両の持ち込みと車検証が必要となるが、書類への記入方法などは窓口に聞けば丁寧に教えてくれるので、初めての人でもそこまで構えることなくナンバーの変更をすることは可能となっている。
ただし、ローンや残価設定、サブスクリプションサービスなどを利用していて所有者の欄が使用者以外の名義(ローン会社やディーラーなど)になっている場合はそこからの委任状が必要となるため、ややハードルが上がってしまう。そのため、これらのサービスを利用する場合は最初から希望ナンバーを申し込んでおくのが吉と言えるだろう。