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日本国内はトヨタが圧倒的だがアジアは!? タイとインドで無双する日本車メーカーとは (2/2ページ)

日本国内はトヨタが圧倒的だがアジアは!? タイとインドで無双する日本車メーカーとは

この記事をまとめると

■タイとインドで人気の日本車について解説

■タイにおいて三菱は代表的な日本車メーカーとして定着している

■インドではマルチ・スズキが活躍

足グルマの定番はミラージュ!

 東京から約4600km、タイのバンコクのスワンナプーム国際空港に降り立つ。

 すると、バンコク市街周辺や市街中心部には、日本車の姿がとても目立つ。そんななか、なんだかとても気になるのは三菱自動車工業(三菱)のクルマが多いことだ。

 日本で三菱といえば、最近では「アウトランダーPHEV」や「eKクロスEV」等の電動車が人気だ。EVの先駆者である「i-MiEV」から脈々とつづく電動車の研究開発に対してユーザーや販売店の信頼は厚い。

 一方で、タイの人々にとっての三菱は「手軽に買えるクルマ」であり、またモデルによっては「高級車」というイメージが強い。

 タイ生産で日本にも輸出されていた「ミラージュ」は、東南アジア各地や経済新興国での庶民の足として根強い人気がある。

 また、SUVの「パジェロスポーツ」は、トヨタ「フォーチュナー」のライバル車として富裕層での人気が高い。また、「パジェロスポーツ」よりリーズナブルな価格設定で斬新なデザインも魅力的な「エクスパンダー」の販売も好調だ。

 三菱は70年代から東南アジア市場を重視してきており、タイを中心として日本を代表するブランドとして定着しているのだ。

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