この記事をまとめると
■比較的高年式でありながらリーズナブルに狙える中古スポーツモデルを紹介
■実用性に優れる2リッター以下のコンパクトカーにMT設定モデルがある
■ランサーエボリューションXのSSTモデルも狙い目だ
安く買えて楽しい高年式スポーツモデルを紹介
スポーツカーが200万円台で買えたのは昔の話。現在だとGR86で約300万円。GRヤリスで約400万円。RZ34では約500万円と結構なお値段になってしまっている。しかし、諦めることはない。中古車には、走って楽しく、いじって遊べるモデルがまだまだ多数ある。そのなかでも、今回は比較的バリュー感のあるモデルを紹介しよう。
1)ホンダ歴代フィット
フィットは初代から荷物が載せられてよく走るコンパクトカーながら、その切れ味鋭いハンドリングには定評あり。マニュアルモデルの設定もされており、RSグレードは人気が高い。先代のGKフィットは見た目はずんぐりとしたコンパクトカーながら、ステアリングを切って曲がっていくフィーリングは鋭く、スポーツカーそのもの。
それでいて価格はMT車でも100万円以下で多数あるのでかなりお買い得感があるのだ。荷物もかなり積めるので使い勝手の良さもあり、これ1台で通勤からスポーツ走行まで可能だ。
2)日産マーチNISMO&ノートNISMO
NISMOの名がついたスポーツグレードがマーチNISMOとノートNISMO。マーチは1500ccエンジン、ノートは1600ccエンジンで、どちらもATと5速MTがラインアップされていた。
専用エンジンはめちゃくちゃ速いわけではないが、気持ちよく高回転まで伸びる。シャシーはGT-Rで知られる田村宏志氏が指揮を取り、「補強を入れまくった」ということでベースモデルよりも明らかに剛性がよくなり、スポーティなシャシーへと進化している。
純正らしい静粛性や乗り心地の良さは保ちつつ、スポーティさをグレードアップしているので、街乗りから高速道路までどこでも楽しめる。アフターパーツもそこそこあり、サーキットで楽しむ人も多い。