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おいビートル! いつまで1速でひっぱるんだよ【愛車の大好きだけどココだけはダメだった点 山本晋也編】 (1/2ページ)

おいビートル! いつまで1速でひっぱるんだよ【愛車の大好きだけどココだけはダメだった点 山本晋也編】

この記事をまとめると

■山本晋也さんの元愛車「ザ・ビートル カブリオレ」の欠点を振り返る

■4人乗れるオープンカーとしてパッケージングには優れたクルマであった

■ドアミラーの角度やギヤのフィーリングがあまり良くなかった箇所だった

元愛車「ザ・ビートル カブリオレ」のダメポイントを振り返る

 日本には「あばたもえくぼ」ということわざがあります。多少の欠点であっても惚れてしまえばチャームポイントになってくることを意味しているのですが、100%欠点のないクルマというのはないものですから、購入するときには「あばたもえくぼ」とばかりに欠点が気にならないくらいの気持ちになっていることが多いのではないでしょうか。

「あばたもえくぼ」と勘違いしているとわかっていたのに、ほかの魅力にやられて購入に至りつつ、結局は欠点が気になって愛車を手放してしまうこともあるかもしれません。個人的に、そうした意味で思い出すのが「ザ・ビートル カブリオレ」です。

 ザ・ビートルといえば、フォルクスワーゲンがFFプラットフォームを流用して初代ビートルのイメージを再現したモデルの2代目。電動ソフトトップのカブリオレが追加され、日本に導入された2013年4月。すぐさま購入したのが自身としては最初で最後のフォルクスワーゲン車となったのでした。

 個人的な状況でいえば、子どもが大きくなりチャイルドシートを卒業した頃。ジュニアシートが似合うファミリーカーとして考えたときに、4座のオープンカーというのは「3人家族であれば意外に用途を満たすのでは?」 と思い、国産4ドアセダンから乗り換えたのでした。

 ジュニアシートを後席にセットしたり、はたまた前にセットしたりと子どもの気分に合わせてポジションを変えることができるのは、助手席エアバッグをキャンセルできる欧州車の特権。ソフトトップを開ければ後席まで完全にオープン状態となりますから観光地のドライブなどでも家族の誰もが景色を楽しめるというのもザ・ビートル カブリオレのよいところでした。

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