「ぜったいに買う!」という強い意志を持ち続けることも大事
3)貯金を欠かさない
いざというときに即決できるかどうか、それには軍資金が大事です。とはいえ、全額キャッシュで支払えるまで貯金していたらなかなか手が届かないのも事実。仮にローンを組むことになったとしても、頭金は多いに越したことはありません。
※たびたびお伝えしていますが、近い将来、結婚して家を買う(買いたい)と思っている、その予定があるとしたら、ここはグッと堪えてください。住宅ローンの融資額が減らされることはもちろん、審査に通らない可能性(完済すればOKになることも)も出てきます。奥さま(未来の奥さま含む)に事情を伝え、住宅ローンの審査が通ったあと、あるいは「おまとめローン」という手もあります。ここはパートナーと要相談です。
4)絶対に諦めない
誰になんといわれようとも「ぜったいに買う!」という強い意志を持ち続けることも非常に大事です。自分の決断がいつまで持続できるか? 今すぐに断念しても誰にも迷惑が掛からないだけに、「ぜったいに買う! という強い意志を持ち続けること」がなかなか難しいのです。
まるで、志望校に合格するため、必死に勉強している受験生のようですが……。受験勉強と同じで、途中で諦めてしまうことは至極簡単です。しかし、いちど諦めたら、そのレベルまで気持ちを盛り上げていくのはさらに困難であることが予想されます。
5)いざというとき、腹がくくれる
日頃から「○○が欲しい」とアピールしている人に、いざというときに耳よりな話をした途端、テンションが下がったり、買えない理由を列挙してきたり……。そこまでの熱量ではないこともときどきあります。ここが運命の別れ道だったりします。
いざというときに決断できない行為を繰り返していると、そのうち耳よりな話がこなくなります。衝動買いと紙一重ですが、普段から即断即決ができるくらいの心づもりでいると、いざというときにも的確な判断ができるはずです。
まとめ:最後は「運」なのかもしれない
憧れのクルマを血眼になって探している人はあなただけではありません。日本国内だけでなく、もしかしたら世界規模でライバルがいる可能性だってありえます。
かつて、プロデューサーの秋元康が「ここぞというときに必ず打席が回ってくる長嶋やイチローのように、スターになる人間には必ず運が必要なんですよ」と語ったそうです。
そしてアラフィフ世代以上なら覚えているであろう、「アメリカ横断ウルトラクイズ」の名フレーズは「知力・体力・時の運」でした。
いかにして運を引き寄せるか? 生まれ持った境遇があるにせよ、案外、普段の行いが大事、なのかもしれません。