この記事をまとめると
■高速道路の通行料は現金かETCカードで支払うことができる
■料金所の手前で現金とETCカードを忘れたことに気づいた場合はどうするべきか
■後払いやUターンによって対処することができる
後払いの手続きをすることも可能!
ドジっ子属性の人だけでなく、普段はしっかり者の人だって、ときに魔が差し、ついうっかり財布を忘れて出かけてしまうことはあるだろう。
そして高速道路入口の料金所の手前になって、財布を忘れたことに気づいたらどうしたらいいのか。ETCカードも一緒に忘れて……。
そんなときは慌てず、次の2つの方法で切り抜けよう。
1) そのまま高速道路を利用して、後払いの手続きをする
料金所(入口)の一般ゲートに向かい、通行券を受け取って、目的地まで高速道路で移動。出口側の料金所の事務室に出向いて、事情を説明し、氏名、住所の確認など所定の手続きを行なう。
そのうえで、10日以内に最寄りの料金所に料金を持参するか、当該料金所に現金書留で送ればOK。
なお、手元に現金やETCカードがなかったとしても、東/中/西高速道路株式会社3社の高速道路及び一部の一般有料道路においては、クレジットカードによる支払いも可能だ(※ETCの特典は受けられない)。
2) 高速道路に乗らず引き返す
こちらも入口料金所の一般ゲートまで進み、通行券を受け取る機械にインターホンがあるので、料金所スタッフにUターンしたい旨を伝える。
そのあと、料金所スタッフの指示に従い、高速道路から降りて忘れ物をとりに行く。
この場合、高速道路上でのバックやUターン(転回)は禁止されているので、料金所付近でUターンできそうなスペースがあったとしても、ドライバー自身の判断でUターンするのは絶対にNG。必ず料金所スタッフの誘導に従うこと。
高速道路は、一般道から分岐し料金所へ向かうランプウェイも一方通行で、本線と同じく、横断、転回、後退は違法。違反者は違反点数2点、反則金9000円(普通車)が課せられる。
一度、ランプウェイに入ったら、そのまま高速道路を利用するか、入口料金所で係員の指示に従い一般道に戻るかの二択しかないということを覚えておこう。