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ちょっとした運転の違いやボタンの操作が「お金」の違いを生む! ガソリン高騰時代に誰でもできる「燃費節約術」 (1/2ページ)

ちょっとした運転の違いやボタンの操作が「お金」の違いを生む! ガソリン高騰時代に誰でもできる「燃費節約術」

この記事をまとめると

■いまガソリン代が高騰している

■そこで今回はガソリン代節約術を紹介

■運転のしかたや支払い方法の工夫などによって出費を抑えることができる

走行中の車間距離も燃費に影響する!?

 ガソリン代が高騰したまま推移している。昭和の時代からクルマに乗っている筆者からすれば、現在のクルマの燃費性能が、ハイブリッド車はもちろん、純ガソリン車でも格段に向上しているのを承知の上で、やっぱりガソリン代の出費増は大問題だ。

 ちなみに筆者が現在乗っている1.4リッターガソリンターボのステーションワゴンは、平均して15km/L程度。高速長距離巡航をACCで行うと20km/Lに届くこともある。とはいえハイオク仕様だから、1回の給油のガソリン代はバカにならないのである。

 そこで、ガソリン代を節約する、実践している方法の一部を紹介したい。まずは、多くの人が実践しているであろう、基本中の基本から。

 意外に見落としているのが、タイヤの空気圧。空気圧が不足していると走行抵抗が増え、燃費が悪化する。タイヤの空気圧は自然と減っていくものだから、ガソリンスタンドなどで、無料で空気を入れることができるので、ガソリンスタンドに寄った際、1~2カ月に1度はぜひチェックしてほしい。適正な空気圧表示は、ドア周りなどにラベルが貼ってある。

 旧車に乗っていた人なら、アイドリングはしっかり行うのが当たり前と思っているかも知れないが、最近のクルマは長々とアイドリングする必要なし。環境への配慮もある。また、寒い時期、エンジンを始動した直後からエアコンを使うのもナンセンス。エンジン始動直後は暖かい風が出るはずもなく、ただただ燃費を悪化させるだけ。走り出してしばらくしてからエアコンを始動させれば、無駄なく暖かい暖房効果が得られるのである。

 エアコンの話がでてきたところで、多くの人は1年中、エアコンをONにして使っているかも知れない。当然、エアコンのコンプレッサーを回せば燃費は悪化する。が、真冬、真夏はともかく、気候が安定した寒くも暑くもない時期には、エアコンOFFとしたい。ちょっと暑いな、と思っても、窓を開ければ済むことだ。

 これまた意外かも知れないが、走行中の車間距離も燃費に影響すると言われている。市街地、高速道路ともに数パーセントの悪化となるようだ。というのは、車間を詰めて走ると加減速が頻繁になり、結果的に燃費が悪化するというわけだ。

 クルマで移動する時間帯、つまり空いている時間帯、混雑している時間帯によっても燃費は変わってくる。できれば渋滞を避けた時間帯、ルートで走ると、ガソリン代の節約になりうるだろう。もちろん、ドライブモードにエコモードがあれば常時ON(筆者もである)。ゆっくりとした発進、丁寧なアクセルワークを心がけるのも、燃費向上に直結する。

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