この記事をまとめると
■眺めているだけで満足度が高いクルマを独断と偏見でピックアップ
■1億円オーバーの美術品レベルのクルマを美術品として所有するのも乙かもしれない
■コンパクトカーや軽自動車であれば1/1のミニカーとしてカスタムもドライブも楽しめる
持ってるだけで幸福度爆上がり!
どんなクルマであっても、クルマとして生まれたからには走らせてナンボというのは当然のこと。しかし、最近のモデルとは異なる雰囲気を持つ旧車に限っては、所有して眺めているだけでも幸せを感じてしまうという人もいるのではないだろうか。
そこで今回は、乗らずに眺めているだけでも幸福な気持ちにしてくれる旧車を独断と偏見でピックアップしてみたい。
トヨタ 2000GT
国産旧車の最高峰と言っても過言ではないトヨタ2000GT。現在の価格は億単位とも言われており、もはやクルマの域を超えて骨董品レベルとなっている。
そんな2000GTは、スポーツモデルとしての性能も当時としては高い位置にあったこともあって走らせてももちろん素晴らしい1台ではあるが、その美しいフォルムは眺めているだけでも満足できてしまうことだろう。
とはいえ前述した通り、コレクターズモデルとしての価値が高い1台だけに、迂闊に乗りまわして事故でもしてしまったら……と考えるとなかなか乗れないというのが本音かもしれない(それ以前に購入するのも難易度が非常に高いのだが)。
クラシックミニ
1950年代に登場したモデルでありながら現代でも十分通用する可愛らしいルックスで、クルマに興味のない人であってもその存在を知っている人も多いクラシックミニ。
現在でもクラシック風モデルのモチーフになることも多いそのスタイルは、眺めているだけでもニッコリしてしまうような不思議な魅力を秘めている。
また、モデルライフが長く世界中で愛されたモデルであることから部品も豊富に揃うため、ガレージでコツコツとレストア作業をしながら楽しむというのも、乗らずに楽しめる道楽のひとつと言えるのではないだろうか。
平成ABCトリオ(AZ-1・ビート・カプチーノ)
手の届く範囲で狙えて眺めても楽しめるモデルとなると、日本独自の規格である軽自動車でありながら、手の込んだスポーティなモデルとしてリリースされた平成ABCトリオを推したいところ。
AZ-1はやや高値安定となっているが、それでも手の届かない価格とはなっておらず、ビートとカプチーノはまだまだ安価で狙うことができるものも存在している。
それでありながら、AZ-1のガルウィング、ビートのミッドシップレイアウト、カプチーノのロングノーズショートデッキスタイルと、三者三様の特徴を持ちあわせており、1/1サイズのミニカーとして愛でるのも十分にアリといえるだろう。