この記事をまとめると
■メルセデスAMGから「GT 63 S E パフォーマンス F1エディション」が発表された
■F1由来のプラグインハイブリッド技術を採用し、圧倒的な性能を発揮
■限定35台の日本未導入モデルを手に入れることのできる数少ないチャンス
プラグインハイブリッド最強AMGの限定車が登場
メルセデス・ベンツの高性能ブランドである「メルセデスAMG」のラインアップにおいて、4ドアモデルのフラッグシップとなっているのが、メルセデスAMGが独自に企画開発した「GT 4ドアクーペ」だ。そして2021年9月には、AMG謹製の4リッターV8ツインターボエンジンにモーターを組み合わせた、GT 63 S E パフォーマンスが発表されている。GT 63 S E パフォーマンスは、メルセデスAMG初のプラグインハイブリッドにしてもっともパワフルなモデルとしてラインアップの頂点に君臨している。
そして今回、そんなGT 63 S E パフォーマンスをベースにした特別仕様車、「メルセデスAMG GT 63 S E パフォーマンス F1エディション」が発表された。
パワートレインは、ベースとなったAMG GT 63 S E パフォーマンスに準じたものとなる。従来のAMG製4リッターV8ツインターボエンジンに交流同期モーターと独自開発された「AMGハイパフォーマンスバッテリー」を組み合わせ、システム最高出力843馬力、システム最大トルク1400Nm以上という驚異的な性能を発揮する。
リヤアクスルに搭載されたモーターがダイレクトにパワーを伝達し、F1で培った技術である冷却液によるバッテリー直接冷却システムを導入したことで、熱ダレによる出力低下を防止してくれる。バッテリーの容量は6.1kWhと決して大きくはないが、それでもWLTCモードで12kmのEV走行を可能としている。