ホンダブースには真似したいほど魅力的なカスタムカーが勢揃い!
さて、シビックタイプR GTコンセプトが発表されて大いに盛り上がっているホンダブースだが、展示されているカスタムモデルやコンセプトモデルも魅力的なモデルが多くある。1台ずつ見ていこう。なお、ホンダブースは無限ブースとホンダアクセスブースが真横に併設されているため、かなり大きな敷地であることも特徴だ。
まずは、2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤーで「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したシビックe:HEVをベースとした、シビック e:HEV SPORTS ACCESSORY CONCEPTと、シビックタイプRをベースに、M-TEC(無限)がカスタマイズした、シビックタイプR無限コンセプト。
e:HEVは、ホンダ純正のアクセサリーをベースに、今回のイベントに合わせて特別に仕上げたパーツたちをふんだんに使ったカスタマイズモデルで、シビックのフラッグシップ「タイプR」のデザインエッセンスを取り入れながら、”ちょうどいいスポーツ”を表現した1台となっている。若者から大人まで楽しめるテイストが魅力的なモデルだ。
タイプRは、ホンダのワークス的部門を担う無限が、レース現場で培ったテクノロジーを新型のシビックタイプRに融合させたコンセプトモデルで、ただでさえハイパフォーマンスなタイプRはさらに上の次元へと引き上げるカスタムがされている。こちらも参考出品ではあるが、装着されている製品は商品化される予定もあるので、シビックタイプRのオーナーは必見だ。
続いて展示されていたクルマは、今年4月に販売される話題のSUVであるZR-Vをベースとした2台。こちらは、ZR-V e:HEV SPORTS ACCESSORY CONCEPTと、M-TEC(無限)が仕上げたカスタマイズカーであるZR-V e:HEV MUGEN Custom Conceptだ。
前者は前述したシビック同様に、ホンダ純正のアクセサリーをベースとした、東京オートサロンだけのオリジナル仕立てのパーツで加飾されている。”スポーツ”を知覚から歓声に訴えかける仕様を目指して仕上げられているとのことだ。
後者は、ZR-V専用に開発を進めているパーツを装備したコンセプトモデル。こちらもシビックタイプR同様に、無限ならではのレーシングテクノロジーが反映されており、スタイリングと実用性を兼ねたハイパフォーマンスなパーツが装備されたZR-Vに仕上がっているとのこと。
シビック、ZR-Vは、どちらもオーナーであれば同じパーツを選択することによって近い雰囲気に仕上げることもできるので、現オーナーの方も、車両の購入を検討している方もぜひ実車を見てほしい。
そのほかに、スーパーGTのGT500クラスに参戦する、チームクニミツが使用するNSX GT(100号車)や、Joy耐に参戦するフィットe:HEVのレーシングモデル、スーパー耐久でクラス2位となったシビックタイプRや、N-ONEオーナーズカップに出場するホンダ学園 関東校のマシンも展示されており、レーシングカーが持つ独特の雰囲気を間近で感じることができる。
また、併設されている無限ブースには、スーパーフォーミュラで活躍する実車の展示や、挙動まで再現されているリアルなシュミレーターなどが展示されており、クルマ好きであれば端から端まで楽しめる魅力的なブースだ。
オートサロンに訪れたらぜひ、ホンダ/ホンダアクセス/無限ブースに足を運んでみてほしい。