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デリカミニの詳細がわかった! 早くもカスタムモデルも展示した三菱ブース【東京オートサロン2023】 (2/2ページ)

デリカミニの詳細がわかった! 早くもカスタムモデルも展示した三菱ブース【東京オートサロン2023】

この記事をまとめると

三菱が東京オートサロン2023に出展

■「デリカミニ」の実車を初公開した

■アウトドアシーンにぴったりなカスタムカーを展示している

ついにデリカミニの実車が初公開!

 世界最大級のカスタマイズカーの祭典「東京オートサロン2023」が開幕した。このイベントでは、国内のチューニングメーカーが自慢のカスタマイズカーやカスタマイズアイテム、グッズなどを展示、販売するほか、自動車メーカーも出展し、自社ラインアップのクルマをベースとしたコンセプトモデルやカスタムモデルを展示、ときには新車の発表まで行われる大舞台だ。

 そんな東京オートサロンに出展している三菱のブースでは、昨年大きな話題となった注目の1台が展示されている。それが新型軽自動車である「デリカミニ」だ。名前の雰囲気からして、往年の名車「パジェロミニ」を彷彿とさせる1台として受け取る人もいるのではないだろうか。

 同モデルは名前のとおり、唯一無二の4WDミニバンとして根強い人気がある「デリカD:5」をイメージした新しい軽自動車としてこのたびお披露目となったモデルで、デリカD:5の弟分的なモデルでもある。コンセプトは「Reliable&Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」だ。

「デリカ」を名乗るに相応しい、三菱ならではの力強い雰囲気が特徴的なダイナミックシールドを備えたフロントフェイスや、SUVらしいスタイリングを彷彿とさせる大径タイヤ(165/60R15)を装備する。前後バンパー下部のアンダーガード風加飾や、大きな「DELICA」のロゴも誇らしい。

 軽ハイトワゴンというキャラを生かしたボディ形状は、650mmにも及ぶ広い開口部や車内空間も自慢な1台だ。兄貴分であるデリカD:5譲りの使い勝手の良さを、コンパクトな軽自動車で見事に再現している。

 車内のシートはアクティブなシーンで使うユーザーには嬉しい撥水加工が施されているほか、エンボス加工により通気性にも優れる仕様となっている。後席は320mmの前後スライドが可能という機能を持っており、広い足もと空間が自慢。大人4人がのびのびと乗ることも、シートを倒して大量の荷物を積み込むこともできる。まさに使い方は自由自在だ。

 ラゲッジは、シートを倒したりスライドさせたりすることで容量を簡単に調整することができるほか、こちらも撥水加工がされているので、アウトドアシーンで使った道具を雑に載せてもお手入れがラクなのが嬉しいポイントだ(一部グレードに標準装備)。

 ボディにはキャリアなどを装着し、さらに使い勝手が向上する「ルーフレール」も備わっているので、より幅広い遊び方ができるのもアウトドアユーザーには嬉しいところ。

 そしてこのデリカミニ、「なんちゃってデリカ」ではなくちゃんと4WDモデルがラインアップされている(FFモデルもあり)。この4WDの制御も、ラリーシーンなどで培った三菱の四駆技術が投入されており、専用にセッティングされているとのこと。なので、砂利道をはじめとした未舗装路でも安定したパフォーマンスを発揮するという。また、悪路で使用する際に嬉しいグリップコントロールとヒルディセントコントロールも備える本格派なのだ。

 なお、安全面に関しては運転支援機能である「マイパイロット」と先進安全装備の「e-Assist」が搭載される。スイッチ類などの使い勝手はeKワゴンやeKクロスと同様なので、操作性に関しても申し分なしだ。

 パワーユニットは、なんと全車ハイブリッド。3気筒のDOHCターボ+モーターと、3気筒DOHCとモーターが組み合わされるモデルが用意され、それぞれに「FF」モデルと「4WD」モデルが設定されるので、合計4グレードから選ぶことができるという。

 予約は1月12日から開始されており、価格は約180万〜225万円となる(参考出品のため正式な価格は未発表)。販売開始は2023年5月を予定している。

 なお、いま予約注文するとアウトドア用品の老舗ブランド「コールマン」とデリカミニがコラボしたLEDランタンのセットと、通常はオプションとなるサイドアンダーデカール、ディーラーオプション5万円分の3つの特典が用意されるとのことなので、検討中のユーザーはぜひこの機会に予約注文することをオススメしたい。こちらの特典の最終日は販売日前日までだ。

 2023年が始まって間もないが、早くも注目の軽自動車が1台登場したことになる。

 そして今回の東京オートサロンの三菱ブースはこれだけでは終わらない。

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