「あーそれめっちゃわかる!」と共感しかない! 新車を買った直後にやりがちなこと9つ (2/2ページ)

いつまで納車時の状態を維持する?

4)交通安全祈願

 大切な愛車が納車されたら神社へ交通安全祈願のおはらいに行ったり、お守りをつける人も多いのでは? 無事におはらいが終わり、これで本当の納車式が終わったと感じる人も。験担ぎ、大事ですよね。

5)納車記念旅行

 交通安全祈願のおはらいが無事に済んだら、今度は納車記念の旅行に。人もクルマも慣らし運転も兼ねて遠方までドライブすることで、短距離走行では気づかなかった愛車の魅力や疑問点が見つかることもあります。ある意味大事な儀式といえるかもしれません。

6)毎週洗車

 新車が納車された直後はとにかくきれいな状態を保ちたい! 雨が降ったら洗車、仕事が休みの日には洗車、遠出したら洗車……と、何かと理由をつけて洗車に勤しみます。しかし、当初は週イチだったのに、2週に1度、1カ月に1度と少しずつ間隔が開いていくのは気のせい?

7)傷がつくと取り乱す

 慣れない新車でついうっかりバンパーをこすったり、ホイールをガリっとしてしまったら一大事。傷がとにかく気になって夜も眠れないほど。修理するにはお金が掛かるし、納車されてから日が浅いだけに直したい……。この葛藤がしばらく続くことになるのです(経験あり)。

8)納車時の状態をいつまで維持するか悩む

 シートには透明のビニール袋。フロアマットの上には「お買い上げありがとうございます。」と記された厚手の紙が敷かれ、ルームミラーには「納車整備完了」にチェックが入ったタグ。新車オーナーだけが見られる特権です。この状態をいつまで維持するか……悩みます。

9)今度こそ10年乗る! と家族や友人知人に宣言する

 ようやく手に入れた念願の新車。テンションMAXなあまりオーナーは「今度こそ10年乗る!」と宣言。周囲の反応は極めて冷めたもので「またはじまったよ……」とスルー気味。今度こそ(!?)有言実行しないとですよ!

まとめ:ファーストオーナー次第でそのクルマの運命が決まるという事実

 冒頭の繰り返しになりますが、ファーストオーナー次第でそのクルマの運命が決まります。

 エアコン完備のガレージで箱入り娘になるか、文字どおりゲタ代わりとして使われ、納車から2カ月も経てば、両車のコンディションの差は明確です。さらに1年、3年と経過し、初回車検を迎える頃には天と地の差が出ます。しかし、クルマはオーナーを選ぶことはできません。

 幸運にも新車を購入したオーナーは、そのクルマの行く末にも思いを馳せ、大切に乗ってあげてください。


松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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