注目すべきは新登場のデリカミニだけじゃない! 三菱自動車が力強さとアウトドアイメージを前面に押し出した9台を東京オートサロン2023にて展示 (2/2ページ)

アウトドアに繰り出したくなるカスタムカーたち

アウトランダー・ブラックエディション・プレミアム/
エクリプスクロス・ブラックエディション・プレミアム

 PHEVシリーズのアウトランダーおよびエクリプスクロスに設定される特別仕様車ブラックエディション・プレミアムを展示。内外装にブラックのアクセントを施して上質感と精悍さを高めたカスタムカーとなっている。

 アウトランダーは、ボディカラーにチタニウムグレーメタリック(ボディ)とブラックマイカ(ルーフ)の2トーンカラーを採用し、ボディ同色のフロント&リヤ・コーナーガーニッシュ、サイドアンダーガーニッシュとブラックのテールゲートスポイラーやプロテクションガーニッシュなどを装着する。

 エクリプスクロスは、ボディカラーをチタニウムグレーメタリックを採用し、ブラックのフロント&リヤ・アンダーガーニッシュ、手ールゲートスポイラーなどを装着。

 両車ともに、ベースキャリアやルーフバスケットを装着しており、精悍さとプレミアムかんを高めつつアウトドアレジャーでの使い勝手も高められている。

eK クロス EV スムース×タフ

 2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーにて大賞を受賞したeK クロス EVをベースに、SUVテイストをより高めたカスタムカーが、eK クロス EV スムース×タフだ。

 上質なマットグレーメタリックのボディとブラックマイカのルーフによる2トーンカラーに、フロントグリルガードやオールテレーンタイヤなどを装備してリフトアップしたオフロードスタイルがタフさを演出。ルーフラックやリヤラダーなどを装着してアウトドアレジャーでの使い勝手も高められている。

ミニキャブ・ミーブ BレジャースタイルII

 EVならではの給電機能を活用し、平日は移動式オフィスとして、休日は渓流釣りなどのアウトドアレジャーや自然のなかでのeスポーツなどをシームレスに楽しむことができるカスタムカーとして企画されたのが、ミニキャブ・ミーブ BレジャースタイルIIだ。アウトドアシーンによく似合うアイボリーのボディとモスグリーンのルーフによる2トーンカラーを採用し、ボディサイドにはEVであることを主張する電源プラグなどのデカールがあしらわれる。

 キックスケーターや渓流釣りセットを装備してアウトドアスタイルを演出しながらも、車内はリヤスペースをフルフラットにすることで居住性を高めており、リモートワークに必要なデスクや座椅子、車中泊に必要なベッドキットが備わったことで、プライベートな空間を演出してくれる。駆動用のバッテリーの電力を利用できる装置「ミーブ・パワーボックス」を使用すれば、リヤゲートに取り付けたプロジェクターでのeスポーツ体験や、リモートワーク用パソコンの充電なども可能。

 まさに、新時代の生活様式にあった快適性と利便性を兼ね備えたアクティブなビジネス&レジャースタイルを提案してくれるモデルに仕上がっている。

トライトン ラリーカー “アジアクロスカントリーラリー参戦車”(レプリカ)

 2022年11月にタイ〜カンボジアで開催されたアジアクロスカントリーラリー(以下AXCR)に参戦して総合優勝を果たしたT1仕様(改造クロスカントリー車両)のトライトン ラリーカーのレプリカを展示。

 ボンネット、前後ドア、内装部品などを軽量化するとともに、ロールケージやアンダーガードを装着するなど、ボディの要所を補強。また、専用サスペンションの装着で優れたハンドリング性能を実現するとともに、前後LSDの採用と大径オフロードタイヤ&軽量アルミホイールの採用で悪路走破性が大幅に向上させたスペシャルなモデルとなっている。

 2.4リッターのディーゼルターボエンジンは、チューニングによってラリーで使用頻度の高い中低速域での応答性を向上させているほか、川を渡る場面もあるAXCRにあわせて、各部シーリングの強化やシュノーケル(吸気ダクト)の装着など、水まわり対策も十分に行われたいるのも見どころだ。

 力強さとタフさを表現したスタイリングに利便性の高さを兼ね備えた三菱らしい9台を展示する三菱のブース。訪れるだけでどこかに出かけたくなるような、そんな楽しい気分にさせてくれそうだ。


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