この記事をまとめると
■クルマや自転車に乗っているときは歩行者優先であることを忘れてはならない
■とくに横断歩道付近では注意が必要で、場合によっては違反に問われる行為も多い
■歩行者を発見した場合はまず歩行者優先であることを思い出して安全をはかる運転を心がけたい
横断歩道付近ではとくに歩行者に最新の注意を払おう
歩行者優先の言葉を知らない人はいないだろう。だが、現実には多くの人が自己中心的に状況を判断し、自らに優先権があるように行動してしまいがちだ。
クルマの運転はもとより、自転車などに乗っているときも、やはり歩行者が優先であることを忘れてはならない。それを忘れて事故を起こせば、相手に傷害を与える懸念があるばかりでなく、自分も転倒したり塀にぶつかったりなど、何らかの怪我を負う可能性もある。
運転者に求められる歩行者優先の決まりは、かなり細かく規定されている。
横断歩道や、自転車の横断帯にクルマで近づいたとき、人や自転車がいないことが明らかな場合以外は、停止できる速度に手前で減速することが定められている。しかし、実際にはクルマの接近に気付いて歩行者が立ち止まれば、そのままの速度で通り過ぎていないか。
当然ながら、横断しようとしていたり、横断していたりするときは手前で停止し、譲らなければならない。