この記事をまとめると
■ダイハツが東京オートサロン2023と大阪オートメッセ2023に出展
■カスタマイズモデル5台、市販車へ用品を装着した2台、ラリージャパン出場車両1台を展示
■さまざまなコンセプトを抱えた合計8台の展示を予定している
「これは欲しい!」と唸るほど創意工夫に富んだ8台を展示
軽自動車作りのプロフェッショナル集団とも言えるダイハツは、ミラやタント、ハイゼットといった国民車ともいえる、日本人の生活にあった創意工夫を凝らしたクルマを数多く手がけている。今年発表されたタントファンクロスも大きな話題を集めたほか、ロッキーといった人気のコンパクトSUVもラインアップしている。
そんなダイハツは、じつは東京オートサロンや大阪オートメッセ、東京モーターショーなどのイベントで展示されるカスタマイズカー作りにおいては天才的といえ、力作を毎年展示し、ブースはそれ目当ての多くのファンで埋め尽くされるのがお馴染みの光景だ。
そして、2023年1月13日(金)から1月15日(日)まで、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催される「東京オートサロン2023」、同年2月10日(金)から2月12日(日)まで、インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区)で開催される「大阪オートメッセ2023」にもダイハツが出展することが正式に決まった。
今回展示されるクルマは、カスタマイズカー5台と市販車(用品装着車)2台、大きな盛り上がりを見せた今年開催のラリージャパン2022に出走したコペン1台の合計8台を展示する。
東京オートサロン2023で同社が掲げたテーマは『DAIHATSU VILLAGE2023 夢ふくらむ、はじけるダイハツ』となっており、クルマごとの個性をカスタマイズすることに加え、ブース装飾も例年以上に強化し、オンラインと連動するような仕組みとなっている様子。
ここで少し展示車両を紹介しよう。
軽自動車を得意とするダイハツならではの要素として、ベース車の持つ取りまわしの良さが挙げられるが、こういったメリットを上手く落とし込み、「動く探検基地」をコンセプトにした「アトレー WILDRANGER」が展示される。そして、さらにもう一歩奥地まで進んでいけるよう、ルーフにボートを積載するなどカスタマイズされている点に注目だ。アトレーユーザーはカスタマイズの参考にできるかもしれない。
ベクトルを変えてもう2台。
こちらは、モータースポーツイベントへ気軽に参加できるよう、サポートカーとレースカーを軽自動車の組み合わせで提案する「ハイゼット TRUCK JUMBO EXTEND&コペン CLUBSPORTS」という、きっと市販化を熱望されるであろう魅惑の2台。
サービスカーと競技用のクルマの2台セットともなれば、クルマ好きの夢ともいえるのではないだろうか。ここまでのカスタムは難しいにしろ、こういったパッケージングは安価な軽自動車だからこそ実現できる構成だ。
より刺激的で迫力のあるスタイルに仕上げた「タント CUSTOM RED/BLACK」という、「カスタマイズの原点に立ち戻る」というのをコンセプトにしたクルマも展示される。
このように、奇才ダイハツらしくベース車の個性を際立てつつ、夢を詰め込んだ珠玉の8台が会場を彩ることになっている。
下記の特設サイトからは、クルマの詳しい情報や当日のYouTubeライブ配信なども見ることができるので、ぜひご確認を!
https://www.daihatsu.co.jp/learning/event/tokyo_as2023/