「三が日」の初売りセールが激減! 即納でお得な「お年玉特価車」も用意されず! それでも正月の新車ディーラーに足を運ぶべき理由 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2023年は1月3日から初売りを行うディーラーが少ない

■理由は納期遅延や人手不足とみられる

■4日からオープンする店は多く、初売りで掘り出し物が見つかるケースも

1月3日から初売りを行うディーラーが減った

 ここ数年は某地域に的を絞り、新車ディーラーで正月3日より初売りを行っている店舗をまわり続けていたのだが、調べたところでは、ついに2023年正月はこの地域において3日から初売りを行うところがなくなった。この地域における2023年のおもな新車ディーラーの仕事始め(つまり初売り)は、トヨタ系ディーラーでは、トヨタ店、トヨペット店が各1社(1社しかない)、カローラ店とネッツ店は2社ずつ調べたのだが、計6社中、6日より店を開けるのが4社、5日と7日が1社ずつであった。日産系では日産店、プリンス店が4日、サティオ店が5日となっていた。ホンダ系(ホンダカーズ)では、メーカーの子会社的存在となるメーカー直資系が4日、メーカーと人的交流がなく、資本関係もない地場資本系で1社を調べると5日であった。スバル系はまだ非公表であり、マツダ系、三菱系、ダイハツ系、スズキ系が4日からとなっていた。

 定点観測しているこの地域では、かつてはスズキ系とダイハツ系をはじめ、一部日産系が定番で3日から初売りを行い、さらに遡るとマツダ系やホンダ系の一部も3日から初売りを行っていた。しかし、2022年1月3日にクルマでまわってみると、初売りを行っていたのは、スズキ系の一部のみとなっていた。

 年始休暇もあり店舗休業日も多くなり、また正月明け直後ということで、消費者の購買意欲も低く、稼働日数が少ないなか、多くのセールスマンは新規受注がなかなか取れずに苦戦するのが1月となっている。そのため、かつてはセールスマン自身が早めに正月ボケを解消するなど、ある意味気合いを入れる意味でも正月3日あたりから初売りが行われていた。しかも、店舗の立地により偏りはあるのだが、意外なほどお客が集まる店舗も目立っている(初詣ででにぎわう神社の近くや、中心市街地近くの店舗など)。もちろん、いつもより来場記念品を良いものにするなど、初売りムードを演出していることもあるのだが、実際に購入を前提とした来店客も少なくない。

 かつて3日あたりから初売りを行っていたマツダ系ディーラーでは、普段は忙しくて店頭に足を運ぶことができない人や、すでに初売りで新車を購入して愛車を入れ替えることをルーティーンにしている馴染み客が多いとの話を聞いたこともある。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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2019年式トヨタ・カローラ セダン S
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乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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