この記事をまとめると
■BMW Z4がマイナーチェンジを実施
■フェイスリフトを行い、デザインに変更が入った
■直6モデルと直4モデルの両方に適用されている
FRオープンスポーツカーに乗るならいましかない!?
BMWのオープンカー「Z」シリーズは世界中にファンが多く、いまでも同社の人気車種として愛されている。実際、世界の市場を見ても、直6エンジンを搭載したFRスポーツで2シーターというパッケージはかなり希少な存在でもある。
そんな「Z」シリーズの最新モデルであるZ4は、現行モデルが2018年に発表された際は大きな話題となった。ちなみに、先代モデルは2016年までの販売だったので、このときはZ4が市場を去ってから2年ぶりの再登場であった。日本では2019年に発表されている。
そして今回、日本での登場から3年目を迎えたZ4のエクステリアに一部改良が行われ、より迫力が増した唯一無二のFRオープンスポーツとなった。
同車は今回、ヘッドライトのまわりをブラックとし、BMWデザインの象徴であるキドニーグリルを水平基調としたデザインへ変更し、よりスタイリッシュなフェイスとしつつ、エアインテークに迫力を感じさせるデザインへ作り直されているのがポイントだ。
ユーティリティの面では、スマートフォンなどと連携し、より快適な車内空間を実現できるほか、万が一の際にサービスセンターとの通話も可能なBMWコネクテッド・ドライブを引き続き搭載。新しいスマートフォン向けアプリ「My BMW」も同期可能だ。また、AIを活用し、ユーザーの音声で車両の各部を操作できるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントや、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Alexa」も搭載。ハイパフォーマンスなスポーツカーでありながら、快適かつ最先端のユーティリティを楽しむことができるのもこのZ4の特徴だ。2シーターではあるが、使い勝手は悪くない。
※画像は海外仕様
3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」が付帯しているのも嬉しいポイントだ。
今回のマイナーチェンジは、4気筒モデルのZ4 sDrive20iにも適用されており価格は以下のようになっている。
BMW Z4 sDrive20i:714万円
BMW Z4 M40i:894万円
貴重なFRオープンスポーツを、比較的リーズナブルな価格で楽しめるモデルとなっているので、このマイナーチェンジを実施した機会に愛車として迎え入れてみてはいかがだろうか。