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半年待ちならいいほう! 受注停止や1年待ちだらけのいま「すぐ買える」新車を探してみた (2/2ページ)

半年待ちならいいほう! 受注停止や1年待ちだらけのいま「すぐ買える」新車を探してみた

この記事をまとめると

■半導体不足などにより、新車の納期が遅延している

■いま新車を注文したら納期はいつごろになるのだろうか?

■各メーカーの状況や、納期が短いクルマについて解説

オプションの選択によって納期がさらに延びることも

 最近は新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻により、半導体を始めとする各種のパーツが供給不足に陥った。この影響で、新車の納期も大幅に遅延している。

 新型コロナウイルス以前なら、新車を契約して納車されるまでの期間は、在庫車でなくても1カ月から2カ月であった。それが今は3カ月なら短い部類に入り、6カ月から1年を要する車種も増えた。納期が際限なく延びるのを防ぐため、受注を停止した車種もある。

 納期の遅延はいろいろな車種で生じているが、とくに受注が集中する新型車に多い。トヨタの場合、クラウンでは、納期の遅延に対応して「アドバンス」の名称が付くグレードの生産を先に開始した。ハイブリッドのパワーユニットも、2.4リッターターボに比べて2.5リッターを優先していたが、2022年12月の契約では差が付かない。販売店では「2.5リッター、2.4リッターターボともに、アドバンスの納期は2023年9月以降で同程度だ。約9カ月を要する。アドバンス以外のグレードは、さらに遅れる」という。

 人気の高いノア&ヴォクシーは、2022年12月の契約で、ノーマルエンジン車の納期が2023年9月、ハイブリッドは2023年12月だから約1年に達した。販売店では「装着するオプションパーツやボディカラーによっては、さらに遅くなることも考えられる」という。

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