この記事をまとめると
■年末に愛車の大掃除をするという人は少なくないだろう
■しかしボディの洗車は念入りに行っても、室内は雑になりがち
■そこで今回は室内の掃除の仕方について解説する
まずは換気・紫外線照射を!
年末、家の大掃除とともに、愛車の大掃除をする人も多いはず。しかし、家の内外を掃除するのは当然でも、クルマはボディの洗車のみ……というケースが多く見られます。実際、わが家の近所でも、年末になるとどこのお家も愛車を洗車するシーンが見受けられますが、それだけ!? 車内の清掃まで行ってはいなかったりします。
が、正月にお出かけするのに、果たしてボディだけきれいになっていればいいのかっ!! じつは車内は見える汚れだけでなく、見えない汚れだらけ。それが異臭、悪臭の原因になっているのです。とくに車内で飲食しているクルマ(子供の飲食を含む)、愛犬を乗車させているクルマの汚れは半端ではないのです。
しかし、車内まで掃除している人の多くは雑巾がけ(タオル拭き)、やっても掃除機掛けぐらいではないでしょうか。もし、年末にしっかりと車内清掃を行いたいのなら、もう少し、手を入れてあげたいものです。
まずは、車内にあるものを外に出しましょう。たとえばフロアマット、各部ポケットの入っているもの、ラゲッジルームに置きっぱなしにしているものなど、すべてです。そして、車内の換気、紫外線照射からスタート。晴れた日、湿度の少ない日に、すべての窓を開け(駐車スペースがドアを全開できる環境ならドア、バックドア、トランクなども)、できれば数時間、風を通し、紫外線を当てるのです。それだけでも、車内の異臭、悪臭が軽減されるはずです。おっと、自分のクルマの車内に異臭、悪臭はない……と感じるのは、じつは所有者本人だけかもしれません。毎日乗っているようだと、異臭、悪臭に慣れてしまい、本人は気づきにくいもの。それが、他人には、異臭、悪臭として鼻についたりするので、要注意です。ペットを乗せているクルマなら、これは必須の項目ですよ。
フロアマットは、自宅で洗うなら、外に出し、ブラシを使って、ブラッシングと叩きで抜け毛と小石などを除去したあと、洗剤で丸洗いし、水気を切って影干ししておきます。汚れたフロアマットも異臭、悪臭の原因です。