どうせあるなら積極的に使うべし!
後席に家族が乗るし、荷物も多いからもう少し大きいSUVがいいというなら、マツダ CX-5が候補の1台。最新モデルなら基本的にセーフティ機能は全グレードに標準装備され、全車速追従機能付きACC(マツダもレーダークルーズコントロールと呼ぶ)、オートブレーキホールド機能、そして最新モデルならブラインドスポットモニターなどまで標準装備!! 先進運転支援機能テンコ盛りなのである。
マツダ車は、GVC=G・ベクタリングコントロールによってクルマ酔いしにくいクルマとして、かつてキッズ大賞を受賞したぐらいだから、クルマ酔いしやすい乗員がいるケースでは、格好の選択になるかも知れない。
トヨタレンタカーを始めとするレンタカー会社でトヨタの人気車種となっているのがカローラスポーツだ。嬉しいのは全グレードに停止保持機能付き全車速域対応のACCとオートブレーキホールド機能が付いていること。もっとも廉価なXグレードがレンタカーとして用意されても、両機能が得られるわけだ。低全高でカーブも安心、立体への入庫も容易で、年末年始だからスタイリッシュなレンタカーで出掛けたい人にはぴったりではないだろうか。
ところで、同じ車種でも、レンタカーとしてまだ残っている旧型と現行モデルの新型では、ACCの機能、オートブレーキホールド機能の有無が異なる車種には要注意だ。
たとえばホンダ・ステップワゴン。旧型は、ACCこそ付いているものの、約35~115km/hでしか作動せず、再加速性能もすこぶるかったるい。オートブレーキホールド機能も付いていなかった。が、新型が借りられるとしたら、全車速追従機能付きACC、オートブレーキホールド機能を含め、ホンダの先進運転支援機能=ホンダセンシングの最新版が全グレードに装備されるので、レンタカーでどのグレードが来ても安心である。
ホンダのコンパクトカー、現行型フィットも、レンタカーとして手ごろなサイズ、料金で借りられる1台だが、こちらも全グレードに全車速追従機能&渋滞追従機能付きACCとオートブレーキホールド機能が標準装備され、グレードによる当たりハズレなし。抜群の視界、運転のしやすさ、コンパクトカーとしてはありえないほどの後席の広さと、オススメな1台となる。
なので、レンタカーの予約の際は、全車速追従機能付きACCとオートブレーキホールド機能が付いているかを要確認。付いていれば、年末年始のドライブの高速走行は楽々・安心そのもの。たとえ大渋滞に遭遇しても快適である。