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お金のことは当たってから考える! 20代編集部員が「GRカローラ」に応募してみた (1/2ページ)

お金のことは当たってから考える! 20代編集部員が「GRカローラ」に応募してみた

この記事をまとめると

■GRカローラの抽選に編集部井上が応募

■RZはインターネットから、モリゾウエディションはGRガレージにて応募可能

■スタートして3日間で1店舗に100名近く訪れたケースもあるという

GRカローラに応募してみた!

「カローラスポーツベースのハイパフォーマンスモデルが出るのではないか!?」と、昨年から予想されていたが、そのファンたちの予想は的中し、今年の夏にGRカローラが正式に発表された。

 GRヤリスの兄貴分的なポジションを担うスペックで、同車専用にチューニングされた4WDシステムである「GR-FOUR」や、GRヤリス比で+30馬力ほどパワーアップしている専用エンジンなどなど、掘れば掘るほどクルマ好きにはたまらない仕様となっている。

 そんなGRカローラは、昨今の半導体不足やコロナウイルスの影響もあってか、なんと初回ロットは抽選販売! ランクル300のように4年待ちからの受注停止なんてオチで狙ってたユーザーたちをいつ買えるかわからないという状況で混乱させるくらいなら、この手段は英断だと個人的には思う。「すぐに転売は禁止!」なんて誓約書を書かされるかもしれないが、ランクル300が中古車市場に流れている現状を見るとあまり効果はなさそうだが……。

 と、いうわけで現在、GRカローラはクルマ業界のなかでかなりホットな話題の1台というわけだ。新作のスポーツカーなのだから、話題にならないわけがないのだが。

 そこで無類のスポーツモデル好きを自認する編集部員井上は突如として動いた。「俺もGRカローラ、応募してやろうじゃないか!」と。

 脳内は完全に「乗るしかないこのビッグウェーブに!」状態である。こんなもの、応募せずに後悔するくらいなら当たってから考えればいいのだ。いままでだって無理な買い物はそんな考え方でやってきた。

 ということで、今回は応募までの流れと現状(12月4日時点)をリポートしたいと思う(決して社内でパワハラを受けて無理矢理応募させられたわけではないのでご安心を!)。ちなみに、個人的な話をすると、ハッチバックという形状は大好物なのでGRカローラのスタイリングは結構ツボだ。現在の愛車も実際にハッチバックを選んでいる。

 では、気になる応募のプロセスを紹介しよう。

 通常のGRカローラRZだが、こちらはトヨタのホームページにある専用フォームから誰でも応募可能で、もちろん無料。応募に必要な情報は以下だ。

・名前

・住所

・年代

・性別

・電話番号

・メールアドレス

・職業

・家族構成

・年収

・クルマの所有台数

・購入理由(増車か乗り換えか新規購入か)

・GRカローラのほかに比較検討はあるか

・応募理由

・モータースポーツへの興味のあるなし

・サーキット走行の有無

・その他興味があること

・当選時の商談希望店舗

 と、なかなかに多い。とくに「応募理由」は履歴書の志望動機のように手打ちしなければならない。何か書いてあればいいので、「欲しいから」「好きだから」「なんとなく」でもいいのだが、こんなことを聞いておいて「抽選とは関係ありませんでした」とは正直考えづらい。

 こういった仕事をしているので、多少は書いてみたがあまり長く書いても骨折り損な気がしなくもなく、非常に難しいポイントだ。バカ真面目に書くのであれば半日は要するかもしれない。どこまで読んでくれるかはわからないが……。

 サーキット経験の有無なども気になるところではあるが、全員が全員500万円以上もするクルマをサーキットで振りまわすとは考えずらいし、経験がなくたって普通に転がせるクルマであるはずなので、どこまで本気で聞いているのかは謎だ(話題作りのため?)。強いて言うなれば「トヨタはこれだけ本気のクルマとして考えているんだぞ。本当にお前は乗る気あるのか?」というメーカー側からの意思表示かもしれない。妙なプレッシャーを感じさせるあたり、さすが”GR”を名乗るクルマだ。

 と、応募を済ませてからいろいろ考えてみたのであった。ちなみに1メールアドレスで1回の応募という条件になっているほか、ひとり1回までの応募というのがメーカーからの条件。禁止事項のひとつに「同一人物による、2回以上の商談申込」とちゃんと明記されているので、ひとりで複数アドレスを使用して応募するのはNGだ。検討中のユーザーはズルしないように。

 だが、編集部井上のGRカローラへの挑戦はまだ終わらない!

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