本格派なのに現代レベルの先進装備で快適ドライブを実現
そのほかの装備に関しては4ドアモデルのルビコンと同様で、LEDヘッドライトや車両前後の状況を確認できるオフロードカメラが備わる。
また、フロントシートヒーター付きレザーシート、Apple CarPlayとAudroid Autoに対応したオーディオナビゲーションシステムのU-Connect、サブウーハー付きアルパイン製プレミアムスピーカーなども標準装備された。
※画像はアンリミテッド・ルビコン
パワートレインは3.6リッターV6エンジンで最高出力284馬力、最大トルク347Nmを発揮し、8速ATとの組み合わせで、小柄なボディを力強く押し出してくれる。
安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロールのほかにも、駐車時に前後センサーで障害物を検知する「パークセンスフロント・リヤパークアシスト」や、後方映像を映し出す「パークセンスリヤバックアップカメラ」といった安全運転支援機能でドライバーをサポートしてくれる。
ボディカラーは、今回の限定モデル専用となる紫色の「レインC/C」を102台、加えて黒の「ブラックC/C」を98台設定した合計200台で、価格は799万円。
かつては日本市場にも2ドアモデルがラインアップされていたラングラー。いつの間にか4ドアモデルの人気に押されて通常ラインアップから姿を消し、現在では限定販売という形式で導入されるのみとなってしまった。ラングラーの歴史が悪路走破性をとことんまで追求した2ドアモデルから始まっていることを考えると、今回の限定モデル「ラングラー・ルビコン(2ドア)」こそ本物のジープと言えるのではないだろうか。2ドアモデルの次回導入がいつになるか分からないだけに、オフロード愛好家ならこの機会を逃したくない。