この記事をまとめると
■駐車場シェアサービス「akippa(アキッパ)」を紹介
■貸主と駐車場を使いたいユーザーをアプリでつなぐシステム
■今後は充電スペースとしての活用も検討されている
画期的な駐車場シェアサービス「akippa(アキッパ)」
どこかへクルマで出かけようとした時に、あなたのいちばんの心配ごとはなんでしょうか? 「道が混んでないかどうか」「迷わず行けるかどうか」といった心配もありますが、「駐車場が見つかるかどうか」「駐車場が空いてるかどうか」「駐車料金が高かったらどうしよう」などなど、停める場所に関する心配ごとも多いのではないかと思います。
ショッピングモールなどの商業施設なら、台数の多い駐車場があるところも多いですが、駅から離れた場所や住宅街などでは駐車場が少ない場所もあります。ミニバンなど大きなサイズや全高の高いクルマだと、駐車場があっても入庫できない可能性もあるし、都市部では長時間駐車すると高額な料金を取られてしまうかもしれませんよね。
また、駐車場の心配は出かける時だけでなく、自宅に知人を招待した時に停める来客用の駐車場がない場合や、家具など大きな荷物を運び入れたい時、引越しの時といった、普段とは違った使い方をする時の駐車場に困ることもあります。
そんな、駐車場にまつわる「困りごと」を解決するためにスタートしたサービスが、駐車場シェアサービスの「akippa(アキッパ)」。店舗や個人の家、土日ほどは混雑しない平日の商業施設など、空いている時間、貸し出せる時間がある駐車場を登録する貸主と、駐車場を使いたいユーザーを駐車場予約アプリ「akippa」でつなぐシステムです。ユーザーは登録料や月額などの無駄な費用はいっさいかからず、使いたい日時に地図上から使いたい駐車場を探して15分単位、1日単位で予約し、決済はネット上で行うので当日は煩わしいお会計はなし。小銭を用意する必要がないのも助かりますね。しかも、料金設定は相場よりも格安で、予約した時間内であれば何度でも出入り自由の場所も多くあります。まさに、駐車場の悩みを一掃してくれる画期的なシステムです。
とはいえ、貸し出す方も借りる方も、新たな不安がポツポツと出てくることも。たとえば、貸主としてはどんな人がどんな目的で借りるのかわからない不安だったり、もし駐車場内で事故などが起こった場合にどうなるのかなど。慣れない土地なら、場所や停める位置がわからないといった現地での疑問も出てきそうです。そのためakippaでは、24時間365日対応のサポート窓口を置き、スムースに利用できるようにしているほか、利用料金のなかに駐車場シェア専用保険が入っており、万が一自動車保険が適用されなかった時にも補償ができるようになっているとのこと。それなら、初めてでも安心して使えますね。