アルピーヌA110 Rの価格は1500万円で当面の間は抽選販売か!? 日本導入わずか1台の限定モデル「A110 R フェルナンド・アロンソ」も発表 (2/2ページ)

日本に1台のみの特別なアルピーヌA110 R

 日本でのA110 Rの受注開始にあわせ、限定モデル「フェルナンド・アロンソ」の販売も発表された。

 このモデルは、F1の2021年と2022年にアルピーヌチームドライバーを務めたフェルナンド・アロンソ選手が母国スペインの「バルセロナサーキット」を走り、コースに合わせたシャシーセットアップを施した仕様となっている。

 ベースとなるA110 Rとの違いとして、2トーンに塗り分けられたフロントボンネット、リヤフード、リヤバンパー、さらにアロンソ選手をイメージしたイエローとオレンジとブルーの専用エンブレム、オレンジブレーキキャリパーが見分けるポイントとして挙げられる。

 インテリアでは、アロンソ選手のサインロゴ付きバケットシート、オレンジドアハンドル、イエローとオレンジとブルーの専用エンブレム、シリアルナンバー付きの専用プレートが特別感を演出。

 走行性能では、ダンパーにアルピーヌの特許であるロードとトラックの2段階の車高調整機構が装備されているのがトピックだ。トラックに設定した際には車高が10mm下がると同時に、スプリング剛性が5%上がり、アロンソ選手が設定したベストなシャシーセットアップになる。

 A110 R フェルナンド・アロンソは全世界32台の限定モデルとなり、日本には1台のみの導入で、価格は2400万円だ。販売は抽選となる。

 アルピーヌA110 Rと新たに発表された限定モデルのA110 R フェルナンド・アロンソ。限定モデルは1台のみの導入のため入手は困難を極めるが、A110 Rはカタログモデルとして設定されるので入手のチャンスは大いにある。ただし、年間生産台数が限られており、抽選による販売方法が今後しばらくは続きそうだ。その受付は期間限定となるため、欲しい人はアルピーヌ・ジャポンの公式サイトをこまめにチェックするのがいいだろう。


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