この記事をまとめると
■グレードを問わずに標準装備して欲しい9つを紹介
■登場から結構な年数が経過している装備もまだまだ標準装備されてないケースが目立つ
■便利なのはもちろん、安全運転にも繋がる装備が数多くあるので早めの普及を望みたい
いますぐにでも全車へ標準装備を!
クルマの装備類は年々、進化、充実してきた。いまでは軽自動車にさえ先進的な機能装備が備わっている車種も多い。ところが、現代のクルマに必須と思われる装備が、標準化されていない例もある。そろそろ、全車標準にしてもいいんじゃない!? ここではそんな装備類を紹介したい。
●テレスコピックステアリング
まず、クルマの運転、安全、快適にかかわる装備として、意外かもしれないが、ステアリングを調整するテレスコピックがある。ステアリングのチルト(上下)はほとんどのクルマに装備されているが、ステアリングのテレスコ(前後)の装備は、その多くは中上級車種に限られているのが実情。なんでそれが必須かと言えば、やっぱり、正しく、自身にとって最適なドライビングポジションをとることで、安全運転、運転疲労の低減に直結するからだ。
ドライバーの体形はさまざまで、シートハイトコントロール、チルトステアリングだけでは、車種によって最適なドライビングポジションがとりにくいこともあるからである。
●ドアミラー自動折り畳み機能
今のクルマのサイドミラーはドアミラーが当たり前になっているが、それの電動折り畳み機能もぜひ欲しいところ。理由のひとつは、ドアをロックすると自動で畳まれるため、視覚的に訴えかけることにより、ドアロックのし忘れ防止にも役立つから。
そして、狭い駐車スペースでは、ドアミラーが車体の左右に大きな耳のように出っ張っているままだと、歩行者の体が当たるなど、ドアミラーのキズつきにも関わってくるからである。
●USBソケット
車内では、このスマホ時代に、充電、通信のためのUSBソケットも不可欠。スマホだけでなく、簡易取り付け型のドライブレコーダーの接続にも欠かせない。中上級車種には標準装備されることもあるけれど、小型車、低価格車ではオプションとなるケースもまだまだ多いのだ。
これだけ普及しているスマホは、充電切れともなればただの箱になってしまうことから、充電用のUSBソケットはぜひ標準化してほしい装備のひとつとなる。なお、スマホ置き場との位置関係も重要である。