この記事をまとめると
■上司に乗ってほしいクルマについて考えてみた
■器の大きさや経済力が感じられるクルマが理想
■いくつかのカテゴリーを挙げて解説する
いい上司にふさわしいクルマを考えてみた
「上司に乗ってほしいクルマ」について考えるのであれば、まずは「理想の上司とは何か?」から考えなければならない。
といっても職種等によって「理想の上司像」というのはいろいろ細かく変わるはずであるため、一概には言えないのだが、共通するのは「器(うつわ)のデカさ」であろう。
若手に対しては「何があってもケツ(責任)はオレが拭くから(取るから)、お前は存分にチャレンジしてみろ!」と言い切ることができ、そして言うだけでなく、実際に苦労してケツを拭いてくれる上司。そしてそんな苦労が陰であったとしても、部下たちにはおくびにも出さない上司。……思わずホレてしまうほどの“器”である。
その逆の「ケツの穴が小さい上司」については、まぁ想像もしたくないし、思い出したくもないわけだが、実際にはけっこういるものである。
そして「まあまあカネを持っていること」というのも、上司としては非常に重要なポイントだ。
転職が当たり前にもなった昨今は一概にそうとも言えないのだが、それでも基本的には「上司≒未来の自分」ではある。
そんな“未来の自分”から、昼休みなどに「……いやちょっと今いろいろ苦しくてね、ウチのクルマは総額12万円で買った10年落ちの日産ピノなんだ」などと言われた日には、即座にリクルートダイレクトスカウトなどに登録したくなる。
ここまでの話を整理すると、理想の上司とは「器のデカさと経済力を併せ持った人物」ということになる。
であるならば「上司に乗ってほしいクルマ」とは自動的に、下記のようなものとなるだろう。
上司に乗ってほしいクルマ|カテゴリー1
「メルセデス・ベンツ Gクラス、ランドローバー・ディフェンダー、トヨタ・ランドクルーザーなどの大型高級SUV」
「Gクラスやランクルに乗ってる人=器がデカい人」という等式は必ずしも成り立つわけではないが、デカくて頑丈そうなクルマは、その逆のクルマよりは一般的に「器のデカさ」を連想させやすいものである。
そしてこれらの大型高級SUVは、もしもそれが新車または高年式中古車であった場合は、かなりのカネを出さないと買えないものでもある。残価設定ローンを駆使している可能性もあるが、基本的には「経済力の証」なのだ。
新しい世代のメルセデス・ベンツ Gクラスは若干チャラい印象も与えかねないが、いずれにせよこの種のSUVに乗っている上司の下に配属されたならば、積極的に「ボス! よろしくお願いいたします!」と言ってしまいそうだ。もしかしたら「ビッグボス!」とすら呼んでしまうかもしれない。