この記事をまとめると
■タワーマンションの駐車場事情について解説
■朝の渋滞など、タワマンならではの苦労も存在
■買ったクルマが停められないという事態も
朝は駐車場が渋滞!?
ここ最近で都心の駐車環境は一部を除いてだいぶ変化してきたようです。駅近の駐車場に空きが目立ってきたり、月極駐車場が値下げされたりと、クルマの利用者、台数の減少が主な原因でしょうが、クルマ好きにとってはわりと歓迎できる風潮かと。
このトレンドがタワーマンションにも当てはまるのかと思い、都心の一等地で暮らす世捨て人に聞いてみたところ、「あるわけねーだろ! いまだにガッタガタじゃ」と一喝されてしまいました。いったい、なにがどうしてガッタガタなのか探ってみました。
朝の渋滞
ご承知かと思いますが、タワマンの朝はエレベーターが込み合うことが多く、中低層に住んでる場合は1回2回の見送りはデフォ、だそうです。で、駐車場も平置きというのはレアケースで、大抵は立体駐車方式ですから、出し入れに時間が「ものすごくかかる」のだそうです。なるほど、エレベーターに時間がかかり、自分のクルマを出すのにも時間を食うとなったらイライラするのも納得です。この世捨て人もそれをさしてのガッタガタかと思いきや、さにあらず。
「オレは通勤時間とか関係ねーから」なるほど、得体のしれない金持ちにありがちです。「けど、駐車場まで下りてって、そこからさらに待たされるのは気に入らねー」これまた、金持ちにありがちなわがままですが、彼の場合は別の解決方法を見出しました。
「コンシェルジュに小遣い渡して、出しといてもらうようにした」まあ、アリかナシかでいえば、アリと言えなくもないアイディアです。が、ここでちょっと心配になったのは彼の愛車が1972年だか1973年だかの911ということで、旧弊なクラッチをコンシェルジュに任せて大丈夫なのか、というおせっかい。
「ハハハ、壊したら管理会社に請求じゃ」これまた身勝手、かつ横柄な金持ちっぽい(笑)。