超絶クオリティのクラシックカーのコンクールも開催
フェアウエイ上に並べられたクラシックモデルのクオリティもとても高い。今年の特集は、「BMW Mの50周年」と「ル・マン24時間レースでのジャガーの勝利から70周年」。
そして「ミニのすべて」とされていた。
そして、今年のコンクールでベスト・オブ・ショーに輝いたのは、アリゾナ州からエントリーした、1956年式のジャガーDタイプだった。かつてロード&トラック誌のテストで、0-60マイル(96km/h)加速で4.7秒を記録し、同時に162マイル(約259km/h)の最高速を記録したというこのモデルは、その後、アメリカ国内のレースで大活躍した記録を持っている。コンディション、ヒストリーともに、誰をも納得させる一台といえたのだろう。
「ザ・グレート・フェラーリ」や「エボリューション・スーパーカー」など、ほかのクラスにも見どころは多かった。
気づけばすでに時間は夕刻、ほかのアポイントもあったので、後ろ髪をひかれながらこの会場を去るのは、じつに残念なことだった。そして来年もまた、必ずこのイベントを再訪する。そう心に決めたのは言うまでもない。