この記事をまとめると
■ハイエースはトヨタの商用バン
■ホイールアーチにそって凹みが設けられている
■この凹みにはデザイン面、また機能面で重要な役割を果たしている
プレスラインによってタイヤ周りを大きく見せている
あらゆる現場での頼れる相棒として人気の高いハイエース。キャブオーバー型の商用バンとしては国内トップの需要があると言ってもいいでしょう。そんなハイエースですが、エクステリアデザインの特徴としてフェンダーのホイールアーチにそって凹みがあります。この凹みは何かしらの意図があるのか? それとも単純にデザインとして付けられただけなのか? その理由を解説していきます。
デザイン上の理由
国内では現行となる5代目ハイエースは2004年から販売が開始されており、商用バンとして高い需要を誇っています。商用バンと聞いてハイエースを思い浮かべる人は多いでしょうし、街に出ればハイエースを見かけない日はないと言ってもいいほどです。そんなハイエースにはフェンダーにプレスラインが与えられています。商用バンと言えばほとんど平面で、プレスラインが入っていても地面に対して水平に伸びる直線的なものがほとんどです。
ハイエースのフェンダーに刻まれたプレスラインはデザイン上の理由ももちろんあります。このプレスラインを設けることにより、意匠性を向上させているのです。具体的な効果としては、フェンダーアーチに沿ったラインを設けることにより、タイヤまわりを大きく見せるという狙いがあるのです。
しかし、このプレスライン。こうしたデザイン上の理由だけでなく、しっかりと機能的な役割も持たせているのです。