最新のデザインコードを取り入れて新世代シトロエンの仲間入り! マイナーチェンジしたC5エアクロスSUVを日本導入 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■シトロエンC5エアクロスSUVのマイナーチェンジが発表された

■フロントグリルの意匠変更で直線的でモダンなデザインを表現

■ブルーのブランドロゴステッチが入ったシートを全グレードに設定

シトロエン独自の技術が搭載されたミドルサイズSUVが意匠変更

 2019年に創業100周年を迎えたフランスの自動車メーカーのシトロエンは、独創的なデザインや技術で人々を魅了する個性的なメーカーとしても知られている。特にエアスプリングと油圧シリンダーを組み合わせたハイドロニューマチックサスペンションは、その類まれな乗り味から「魔法の絨毯のような乗り心地」と例えられた独自の技術であったが、2015年にシトロエンC5の生産終了とともに消滅している。

 そんなハイドロニューマチックサスペンションの代わりとなる新世代のサスペンションシステムとして、シトロエンが新たに打ち出した「PHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)」を搭載し、2019年に登場したのがC5エアクロスSUVだ。往年の「魔法の絨毯のような乗り心地」を体験できるモデルとして注目を浴びている。

 そして今回、マイナーチェンジしたシトロエンC5エアクロスSUVの日本導入が発表された。

 外装は、シトロエンの最新デザインコードを取り入れ、以前の丸みを帯びたフロントフェイスから直線的なデザインに変更され、中央にシトロエンのエンブレムである「ダブルシェブロン」を配置。左右にはピアノの鍵盤を思わせる縦型のクロームドットが走り、ヘッドライトの上下にレイアウトされたデイタイムランニングライトにつながっている。さらに、V字シェイプのシグネチャーライトで精悍なフロントデザインになった。

 フロントバンパーの両サイドにあるエアインテークも、「ダブルシェブロン」をモチーフにデザインされたもので、下部のスキッドプレート風装飾とあわせて、SUVとしての力強さをアピールする。

 また、フロントサイドのエアスクープとボディサイドのエアバンプにアクセントカラーを設定したことでスタイリッシュさを強調。リヤのLEDライトクラスターは、3D効果が際立つ立体感を強調するデザインになった。

 ルーフはブラックのルーフレールと一体に見えるバイトーンを採用してフォルムを引き締め、ダイヤモンドカットを施した新しいデザインの18インチアルミホイールと相まって洗練された印象を与える。

 ボディサイズはマイナーチェンジ前と変わらず、全長4500mm、全幅1850mm、全高1710mmと、CセグメントSUVとして大人5人が乗っても快適に過ごせるゆとりあるサイズはそのままだ。


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