この記事をまとめると
■レンタカー店でのアルバイトについて解説
■クルマ好き、なかでも洗車好きの人におすすめ
■新型車に触れられる、運転技術が向上するといったメリットも
業務のメインとなるのは車両の洗車・清掃
クルマ好きたるもの、できればつねにクルマに関わっていたいと思う人も多いだろう。とはいえ自動車メーカーなどは簡単に入社することもできないため、気軽に始められるクルマ系のアルバイトがその入り口となるだろう。
そんなクルマ系アルバイト、今回ご紹介したいのは「レンタカー店」である。
レンタカーを利用したことがある人も多いと思うが、レンタカー店のバイトでメインとなるのは車両の洗車・清掃となる。返却された車両を次のユーザーに貸し出す前に内外装の清掃を行う、というのが基本となるため、クルマ好きのなかでも洗車好きには持ってこいのバイトとなるのだ。
とはいえ次の貸出予定があるため、愛車を洗車するようにじっくりと時間をかけて作業をするわけにもいかないので、いかに効率的に手早くキレイにできるかというのが勝負となり、クルマをキレイに見せるコツを習得することができる。
大手のレンタカー店であれば発売間もない新型車がすぐに導入されることも珍しくなく、最新モデルにいち早く触れることができるという点も魅力であるし、高級車なども扱う店舗では、普段はなかなか触れることもままならない高級輸入車なども間近でチェックすることができるのも魅力だ。
洗車後は車両のチェックも実施するため、クルマの基本的な構造や運行前点検のやりかたなど、意外と自動車ユーザーでも知らないポイントを学ぶことができるのも嬉しいところ。
またレンタカー店では車両の洗車だけでなく、車両の回送も業務のひとつとなる。駐車場から店舗への車両の移動はもちろんだが、修理工場やディーラー、損保会社などと契約していることの多いレンタカー店では、代車としてレンタカーを提供することも多いため、そこまで車両を運転していくのも立派な業務なのだ。
そうなると軽自動車からコンパクトカー、ミニバン、SUVといった乗用車はもちろん、トラックやバンといった働くクルマまで、各々の免許証で運転できる範囲の車両に乗る機会が増えるため、知らず知らずのうちに運転技術が向上していくというオマケ付きだ。
さすがに超高級車やスポーツカーなどは軽自動車やコンパクトカーとは違い、限られた台数しか保有していないケースがほとんどなので頻繁に乗るケースは少ないが、バイトの経験を積んで信頼を勝ち取れれば、そういった車両の回送を任されるようになることも夢ではない。
ただ、あまりに信頼が厚くなりすぎると、車両の洗車や回送といった業務ではなく、カウンター業務や予約の受付、車両の手配といった店舗運営に関わる内勤が主となってきてしまい、クルマに触れることができなくなってしまうというデメリットも存在するので注意(?)が必要だ(もちろん、時給はアップするだろうが)。