この記事をまとめると
■日産とNEXCO東日本が企画した「グリーンパスプロジェクト第2弾」が発表された
■電気自動車オーナーに特別な洗車体験とオリジナルドリンクが提供される
■発表会に出演した女優の小雪さんも実際に洗車を見学した
排水が一切ない洗車体験を電気自動車ユーザーに提供
日産の電気自動車は、2010年に発売された初代リーフから始まり、現在では2代目リーフ、アリア、サクラの3車種がラインアップされている。世界でのリーフの累計販売台数は2020年に50万台を記録しており、今後さらに増えていくだろう。
そんな日産とNEXCO中日本から、EVオーナーに向けたイベント、グリーンパスプロジェクト第2弾の詳細が発表された。
電気自動車を普及させたい日産と、地域社会に根付いているインフラのひとつである高速道路を管理するNEXCO中日本が手を組み、電気自動車の普及を目指して始めたのが「グリーンパスプロジェクト」。
その第1弾は、2022年2月17日から3月16日の期間で実施された。東名高速道路の海老名サービスエリア(下り)に特別施設「グリーンラウンジ」を設け、EVの充電中に絶滅が危惧される食材で調理されたハンバーガーを食すことができる内容で、日産のEVオーナーだけでなくすべてのEVユーザーが体験できたため、大盛況のうちにこのキャンペーンは終了した。
今回の第2弾は、EVの充電中に環境に配慮した天然由来の成分で作られた特殊な洗剤で洗車サービスを受けられる上に、待ち時間に特別な飲み物が用意される「クリーンスタンド」というキャンペーン内容だ。
コンセプトは「EVをきれいに。地球をきれいに。」。EVに乗ることで脱炭素に向けた行動を起こしているオーナーに対して、カーライフをより快適で価値ある時間にするために企画された。
通常の洗車機による洗車の排水量は、一回の往復洗車で50〜100リットル、二回だと100〜250リットルとなっており、これは一人の人間が1日に出す生活排水量に近い水量だ。そこで、洗車のプロ集団「機動洗車隊」をパートナーに加え、洗剤を含む汚排水を出さない洗車方法をサービスとして提供する。
使うのは石油溶剤や化学研磨成分などを一切含まない100%天然成分を使用した特殊液剤。それをボディ表面に吹きかけて汚れを浮かせて拭きあげることで、排水もなく大量の水資源を節約できる魅力的な洗車サービスとなった。仕上げのワックスやホイールの洗浄、タイヤのツヤ出しも行ってくれるので、短時間で見違えるほどにきれいになる。