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手放しで高速走行! リモコンキーで車外から駐車可能! 新型日産セレナの「未来」っぷりがヤバいレベルだった (1/2ページ)

手放しで高速走行! リモコンキーで車外から駐車可能! 新型日産セレナの「未来」っぷりがヤバいレベルだった

この記事をまとめると

■新型日産セレナに搭載されたコネクテッドを含む先進機能と安全装備を確認

■最上級グレードLUXIONには「プロパイロット2.0」をほかグレードには「プロパイロット1.0」を標準装備

■「プロパイロット1.0」でもナビリンク付きの純正品がおすすめ

ミニバンでもついにハンズフリードライブを実現

 6代目となった新型セレナは、どこから見てもセレナな基本的なスタイリングイメージ、パッケージに関しては先代と変わらないものの、コネクテッドを含む先進機能、安全装備の充実が、ひとつの目玉となる。

 まず、日産自慢の先進運転支援機能のプロパイロットは、先代の場合、グレードによって標準、オプション、設定なし……というパターンだったのだが、新型ではプロパイロットを全グレードに標準装備。しかも、X、XV、ハイウェイスターVは「プロパイロット1.0」とし、最上級グレードのLUXION(ルキシオン)には、なんとミニバン世界初という40km/h以上での同一車線内ハンズオフドライブが可能で、料金所&カーブ手前減速制御、車線変更&分岐支援、追い越し車線変更などが可能になる、日産アリアにも搭載される「プロパイロット2.0」を標準装備しているのだ!

 スカイラインの「プロパイロット2.0」を例にとると、高精度3Dマップと7個のカメラ、ソナーを使った360度センシングだが、スカイラインに初搭載された機能よりずっと進化していると思われる。

 LUXIONの車両価格が、e-POWERハイウェイスターのVの368.61万円に対して、いきなり479.82万円にドーンと跳ね上がるのは、まさにミニバン初採用の「プロパイロット2.0」、およびSOSコール、Nissan Connectナビ、車載通信ユニット、前後ドライブレコーダーといった先進機器、ETC2.0ユニットなどの標準搭載によるものなのである。

 とはいえ、車両価格から見て、LUXIONはちょっと手が出せない……という場合でも、「プロパイロット1.0」は標準装備。そこで提案だが、日産純正のナビリンク付きナビをOP装着すれば、カーブ手前制御は可能になる。いわゆるACC(アダプティブクルーズコントロール)機能で一定速度の追従走行を行っているとき、先行車がいないと、カーブなどに設定速度のまま突っ込んでしまう。思わず減速……ということになるのだが、ナビリンク付きであれば、「プロパイロット2.0」の料金所手前減速制御はできないものの、カーブ手前減速制御は行ってくれるから、安全・安心である。

 ゆえに、セレナの場合、ナビはナビリンク付きの純正品を装着することを強くお薦めする。

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