冬をナメると大惨事に! クルマの冬支度は本格的な寒さがくる前に行っておくべきだった (2/2ページ)

視界を確保するためにはワイパーやウォッシャー液も要確認

ワイパー、ウォッシャー液のチェック

 前方の視界を確保するための手段として非常に重要な役割を持つワイパー。しかし通常のワイパーブレードはあまりに低温になると氷が付着したり、ブレード自体が凍結してしまい、前方視界を確保する能力が低下してしまうのだ。そのため、より低温でも柔軟性を失なわない冬用のワイパーブレードに交換しておきたい。

 また泥跳ねなどでフロントウインドウが汚れてしまった際に使用するウォッシャー液も、濃度が薄いと凍結しやすくなってしまい、作動させた瞬間にフロントウインドウ全面が凍り付くという恐ろしい事態を招くことがあるので、冬季になったらタンクにウォッシャー液の原液を追加するなどして濃度を上げておこう。

いざという時に積んでおきたいその他の物

 それ以外にもできれば、毛布や長靴、スコップといったいざという時に使えるアイテムも余裕があれば積んでおきたいところ。長靴やスコップは車両がスタックしてしまった際に重宝するし、毛布は防寒具としてはもちろん、スタックした際に毛布をかませることで脱出する可能性を高めるという使い方もできる。

 また、大雪によってクルマが立ち往生してしまい、長時間車内で過ごすことを余儀なくされるケースが毎年発生しているが、その時のためのことを考えると、ある程度の飲料水や食料、防寒具なども余裕があれば車載しておきたいところだが、このあたりは車両のラゲッジスペースのサイズにも左右されるだろう。

 とにかく冬季は思いもよらないトラブルが発生することも少なくないので、装備類の準備はもちろんだが、いざという時に助けを求めることができるロードサービスなどの連絡先の確認などもしっかりしておきたいところだ。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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