事前に知っておくことで上手くいく可能性は高まる!
2)クルマ好きの度合い
そこそこ……という人から、自他ともに認めるマニア(ヘン○イ)まで。ひとえにクルマ好きといっても、本当にピンからキリまでいます。婚活女子の方が相手に求める要素、優先度よってまったく気にしないケースと、マニア(ヘン○イ)はちょっと……と思われる人もいるでしょう。
どちらかというとマニア(ヘン○イ)系の立場から申し上げると、いざというときに役立つ場合と、思い切りめんどくさい場面に遭遇するケースが考えられます。
まず前者ですが、奧さんもクルマを所有している場合、メンテナンスや洗車、トラブル対応など、いわなくても率先して行ってくれたりします。クルマ関連はオレに任せておけば安心というパターンですね。で、問題の後者ですが、こだわりが強い分、何かと干渉してくる可能性があります。仮に奧さんもクルマ好きだった場合、年に1、2度はご近所に響き渡るくらいの大声で夫婦ケンカすることになるでしょう(※ちなみにウチのことではありません)。
3)結婚後も現在の愛車を乗りつづけるのか?
「愛車への思い入れ=執着度は正比例する」と考えてもいいかもしれません。それほど思い入れがなければ、子どもが産まれたらミニバンに買い替えることにもあっさりと承諾してくれる可能性が高そうです。
しかし、憧れのクルマを愛車にしていたり、愛車への思い入れがとくに強い場合……売却や乗り換えを頑なに拒否してくる可能性もおおいにあります。
そんなとき、家族用のクルマを増車できる環境が整っていればいいのですが、一家に1台がマスト! という場合、遅かれ早かれ双方の主張がバチバチにぶつかることは避けられません。どちらが折れるのか、はたまた折れることができるのか? 相手によってはじっくりと見定めたり、早い段階できちんと話し合う必要がありそうです。
4)愛車やその関連でローンはあるのか? 残債はあと何年か?
クルマを所有する以上、とにかくお金がかかります。長期ローンを組んで愛車購入していたり、さらにはカスタマイズにもローンが上乗せされていたり……。旦那さんとなる相手の収入の多くがクルマにつぎ込まれている状態のまま結婚生活に突入したら……何かの拍子に家計が破綻する可能性があります。
結婚したいと思う相手であればあるほど「愛車やそれに関連するローンはあるのか? 残債はあと何年なのか?」の確認は必須かもしれません。
その理由として、将来、マイホームを購入するときにクルマのローンの残債があると、住宅ローンの融資額が減らされるだけでなく、審査で落とされることもあるからです。
5)マイホームは屋根付きガレージがマストか?
クルマ好き婚活男子の何割かまではデータがありませんが、それなりの割合で「マイホームには屋根付きガレージがマスト!!!!!」の野望を秘めている人が確実に存在します。
建売住宅で屋根付きガレージ付きとなると希少物件です。そうなると、多くの場合が注文住宅となり、建売よりも費用がかさみます。それに加えて、マイホームを購入すると、毎年納付書が自宅に送られてくる固定資産税も高くなります。
そもそも、ビルトインガレージ付きにするか、別棟でガレージを建てるとしても広い土地が必要です。都市部で屋根付きガレージ付きの戸建てともなれば、相当な予算が必要になります。旦那さんとなる人がその点を妥協できるのか? 郊外や地方などに住んででも屋根付きガレージのマイホームが欲しいのか? 人によっては要確認事項といえそうです。
自分がそうであるように完璧な相手もいない
結婚にいたるには「フィーリング」「タイミング」「ハプニング」など、先人たちが残していった多くの名言(迷言?)があります。それはつまり、勢いがないと先に進まないということを意味します。結婚することは決してゴールではなく「ひとつの到達点(ここから先が長い)」に過ぎません。
もっとイケメンで高収入で、優しい人が現れる「かもしれない」と、目の前の優良物件をほかの婚活女子にかっさらわれていくのでは本末転倒です。
自分がそうであるように、完璧な相手もいません。すべての条件を兼ね備えた人がいないわけではないけれど、限りなくゼロに近いと考えるべきでしょう。
迷っていてもはじまらないし、両親を含めた他の誰かに聞いても正解かどうかなんて誰にもわかりません。ネット婚活で知り合ったクルマ好き男子がかなりのマニア(ヘン○イ)だったり、「マイホームは屋根付きガレージがマスト」と譲らない可能性もあります。
それらの難題(?)から目を逸らし、どこに妥協点を見出せるかは、本人でないと分からないのです。どうか、気になったクルマ好き男子が、素晴らしい家庭を築ける運命の相手であることを願います!