この記事をまとめると
■フィンランドのタイヤメーカー「ノキアン」から新型スタッドレスが登場
■「ハッカぺリッタR5」は「SUV」と「EV」用のモデルも取り揃えている
■全170サイズ、14インチ〜22インチまでラインアップする
この冬オススメの北欧製スタッドレスタイヤが上陸
本格的な冬シーズンの到来が目前となっている11月後半。すでに降雪が確認させれている地域もあるとのことで、クルマに乗るユーザーはそろそろスタッドレスタイヤへ履き替える時期になってきているのではないだろうか。
ただ、スタッドレスタイヤと一口に言ってもメーカーや種類はさまざまで、買い換えるためになにを参考にすればいいのかわからないという人も多い。スタッドレスタイヤでもっとも大切なグリップ力はもちろん捨てられない要素だし、価格も重要な要素だろう。スタッドレスタイヤは、サマータイヤよりも要求が多いかもしれない。
そこで今回は、それらの要素をバランスよく備えた北欧はフィンランド発祥のタイヤメーカー「ノキアン」から今年リリースされた新作のスタッドレスタイヤを紹介しよう。
と、その前に、「ノキアンとはなんぞや?」と言う人のために少々メーカーについて解説。同社は前述のとおりフィンランドに本社を構えるタイヤブランドで、創業は1898年とじつに120年以上の歴史を持つ同国を代表する企業。乗用車用のタイヤから建機などあらゆる種類のタイヤを手掛ける。タイヤの開発拠点はフィンランドとアメリカにあり、フィンランドのテストコースに関しては、世界最大級のウインタータイヤ専用テストコースを備えるという。各タイヤは、輸入車ブランドも使用を推奨する信頼性が担保されているため、性能はお墨付き。北欧という雪が険しい地域のブランドということもあり、世界初のスノータイヤを開発したのもこのノキアンだと言われている。通信機器メーカーである「ノキア」とはもともと同じグループ企業だった。
そんなノキアンの新作タイヤは「ハッカぺリッタR5」「ハッカぺリッタR5 SUV」「ハッカぺリッタR5 EV」の3モデル。名前のとおり、それぞれの車種へ向けた専用設計のモデルを取り揃える。