新時代のレクサスへ向けた大きな一歩はこの1台から! プレミアムSUVの金字塔「レクサスRX」を販売 (2/2ページ)

動力もデザインも丸っと一新されたプレミアムSUVの雄

 RXには、2.4リッター直4ターボとハイブリッドシステムを組み合わせた「RX500h」、初のPHEVモデルとなる「RX450h+」、AWDモデルとFFモデルが設定されている2.4リッター直4エンジン仕様の「RX350」の3グレードが用意されている。ひとつずつ特徴を見ていこう。

 まず、最上級モデルとなる「RX500h F SPORT Performance」は、高トルクな2.4リッターターボとモーターのフロントユニット、リヤ搭載の高出力モーター「eAxle」を組み合わせたハイブリットシステムを搭載し、先述したありとあらゆる路面でクルマを的確にコントロールできる「DIRECT4」を採用。「F」の名を冠したスポーツ感あふれるエクステリアも魅力的な1台だ。

「RX450h + 2.5L PHEV E-Four」は、RX初のPHEVモデルとなっており、2.4リッターターボエンジンと併せて大容量・高出力リチウムイオンバッテリー、フロント・リヤモーターを搭載。リチウムイオンバッテリーは総電力量18.1kWhを備え、クラストップレベルのEV走行可能を実現。その距離は86kmとなっている。走行モードは4つ(EVモード/AUTO EV・HVモード/HVモード/セルフチャージモード)から任意で選択が可能となっているほか、AWDシステムには、熟成されたモーター駆動式AWD「E-Four」を採用。

「RX350」はAWDモデルとFFモデルを設定したエントリーグレードとなっており、動力源は2.4リッター直4ターボエンジンだ。ミッションには、高トルク対応型Direct Shift-8ATを組み合わせているほか、AWDモデルには電子制御フルタイムAWDを採用。内燃機関ならではの音をレクサスが調律しているとのことで、楽しく走れるスポーツSUVに仕上がっている。

 エクステリアデザインでは、ホイールベースの延長、低重心化、前後トレッドの拡幅によるスタンスの良さを表現しつつ、駆動力コントロールやDIRECT4という新システムを搭載させていることを予感させる、低重心で踏ん張り感あるスタイルを実現。リヤフェンダーまわりの張り出すような造形美も魅力的だ。

 そのほか、レクサスの象徴であるスピンドルを、立体の塊で表現した「スピンドルボディ」という新たなデザインを取り入れた。ボディ色をレクサスマーク下端まで下げ、グリルのグラデーションによる数理的な美しさとともに塊造形の強さを強調したデザインだ。ボディとグリルの境界を融合させたシームレスな見た目が特徴で、冷却機能も併せて向上しているという機能美溢れた設計となっている。

 インテリアは、レクサスのクルマづくりに共通する人間中心の思想をさらに進化させており、今回のRXは「Tazuna Concept」に基づきデザインされている。これは「人が馬を操る際に使う手綱(Tazuna)」に着想を得たとのこと。なので、視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ、各種機能の制御が可能なスイッチ類の配置や空間デザインとなっているほか、センターディスプレイは14インチとなる大画面を採用。車内のエンターテイメント性を高めている。このセンターディスプレイは、スマートフォンとも連携できるほか、インターネット接続によってWebブラウザーの閲覧なども可能となっている。

 運転するうえで欠かせない視認性の良さにもこだわっており、インパネは平面的とし、空間の広がりを感じさせるインストルメントパネルを採用。開放感ある広がりと乗員全員を包み込むような空間を両立している。14色のテーマカラーと好みに合わせて選べる50色のカスタムカラーが設定可能なマルチカラーイルミネーションも導入し、夜間でも広がりと包まれ感のある空間を演出。プレムアむSUVならではの演出だ。

 改良されたプラットフォームの採用による恩恵で、Aピラーが引かれていることから視認性の良さも先代モデルと比較してより向上しているのもトピック。

 ラゲッジ容量は612リットルとなっているほか、荷室の床面も先代モデルから30mm下げられ、荷物の積み下ろしがより楽になる改良もされている。

 また、フロント左右と後席の車室内温度をそれぞれ独立して自動的にコントロールするトリプルゾーン独立温度コントロール制御は全車標準装備。

 ボディカラーは11色、インテリアカラーは5色から選ぶことが可能とのことで、より自分らしいRXを選ぶことが可能になっている。

 今では欠かせない、先進の予防安全技術や新機能を追加した「Lexus Safety System +」を搭載しているほか、「RX500h」「RX450h+」にはドライブレコーダーの標準装備など安全面でもさらに充実した装備を搭載した新型RXシリーズは、まさにプレミアムSUVのリーダー格とも言える1台だ。

 価格は、「RX500h」が900万円、「RX450h+」が871万円、「RX350」が664万〜706万円の設定となる。

 5代目となったレクサスの最新技術が詰まった新生RX、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。


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