100万円台ならとりあえず買ってみるのもアリかも?
トヨタ・コロナ(3代目)
ブルーバードのライバルとして、BC戦争と言われるほどの熾烈な販売競争を繰り広げてきたコロナ。その3代目モデルは初めて販売台数でブルーバードを上まわった記念すべきモデルとなっている。
スラントしたノーズと横方向グリルの組み合わせが当時のバリカンに見えることから「バリカンコロナ」という愛称でも知られるこのモデルは、台数が売れただけあって比較的現存する車両が多いというのも買いやすい価格帯となっている理由のひとつ。
さすがにクーペやバンといった変わり種ボディを持つ仕様は高めだが、スタンダードな4ドアセダンであれば、100万円台前半の価格帯で売られているものも珍しくない。
ホンダ・ライフ(初代)
維持費の安い軽自動車は旧車の世界でもありがたい存在のひとつ。そんな軽自動車の旧車のなかで買いやすい価格帯となっているのが、1971年に登場したホンダ・ライフ(初代)だ。
360cc時代の軽自動車ではあるが、それ以前のN360などとは異なり、4サイクルの水冷エンジンとなっていることで、普段使いでの扱いやすさや寒い時期での暖房能力の向上など、格段に乗りやすいクルマに進化している点がポイント。
また、派生車種として商用バンのライフステップバンや軽トラのライフピックアップも存在していたことから、部品の共有もしやすく比較的維持しやすい1台と言えるし、価格帯も100万円以下で販売されているものが多いのも嬉しいところだ。