新車で200万円台だったクルマが15年で中古価格1000万円超え!
マツダ RX-7(FD型)
現時点では最後のロータリーターボエンジンを搭載したピュアスポーツカーであるFD型のRX-7。新車当時はトップグレードでも300万円台で買えたことが信じられないほどの高騰ぶりとなっている。
とくに最後の限定車であるスピリットR系では2000万円台のプライスを掲げる車両も存在するようになってきており、カタログモデルでも低走行の状態の良いものでは700万円前後というのも珍しくない状態となってきているのだ。
安い車両ではまだ200万円台というものもごくわずかに存在するが、過走行や修復歴のあるのATが中心で、15年前はMT車でも安いものでは50万円以下で見つけることができたことを考えると、とんでもない価格となっていることは間違いない。
ホンダ・インテグラ タイプR(初代)
知名度的には現行型も存在するシビックタイプRの影に隠れた存在となりつつあるが、その高いポテンシャルと全高の低いクーペスタイル(ハードトップセダンもある)が人気の初代インテグラタイプR。
新車時は250万円ほどと、こちらもいま考えると圧倒的バーゲンセール価格とも思える金額だったが、ついにこの初代インテグラタイプRも1000万円超の中古車が存在するほどになってしまったのだ。
さすがに1000万円超はレアケースと思いきや、低走行フルノーマルで800万円台というものも存在しており、それなりにキレイなものを購入しようとしたら400万円くらいの予算は最低でも持っておかなければならない時代がやってきている。
安い車両の中には100万円台の価格のものも存在しているが、走行距離が25万km前後というものも珍しくなく、70万円台で修復歴なしの走行距離10万km以下の車両が存在していた15年前は遥か昔の出来事のように思えてしまう。