あまり使う気になれなかったものも
クルーズコントロール
今でもあるが、アダプティブが付くだけに車間距離の調整もしてくれるので、一度使ったらやめられない装備だ。登場時は一定速度をひたすら保ってくれるだけで、ないほうがマシとは言わないが、それに近い微妙な性能ではあった。
ハイブリッド
今では当たり前の存在になりすぎていて、ガソリン車もラインアップしている車種でも、ハイブリッドのほうが販売比率が高かったりする。乗ってみてもじつに自然なのだが、初代プリウスの頃を思い出してみると、切り替わりはガクガクするし、回生ブレーキの利きも極端だったりした。肝心のバッテリーもすぐになくなって、亀マークが出たものだった。
多段AT
3速や4速のATが当たり前だった時代から、5速や6速にギヤが増えたのはいいとして、制御自体が曖昧でドライバーの意思通りに変速してくれなかった。ドライバーの意図を汲み取るファジィ制御が1990年代なかばにはもてはやされたが、それでも肝心なところで変速してくれなかったり、必要のない時にしてしまったりなど、今思えば甘すぎる制御だった。
オートハイビーム
こちらはかなり最近の装備だが、それでも最初の頃は切り替わりが甘くて、前走車がいてもギンギンにハイビームで照らしていた。現在は歩行者にも反応するものもあって、かなり気を使わなくなった。