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「いつかは……」じゃダメ! 背伸びしてでも20代のウチに欲しいクルマは手に入れるべきだった (2/2ページ)

「いつかは……」じゃダメ! 背伸びしてでも20代のウチに欲しいクルマは手に入れるべきだった

この記事をまとめると

■クルマ好きであれば憧れの1台があるという人も少なくないだろう

■筆者は背伸びしてでも20代のうちに手に入れるべきだと考える

■その理由を5つ挙げ、詳しく解説する

20代は思い切った決断ができる絶好のチャンス!

 クルマ好きであれば「いつかは欲しい」「是が非でも手に入れたい」1台があるはずです。若い世代のほうであればなおさら。頑張ればもしかしたら手が届きそうだけど「私には少し早いかも」なんて、諦めかけているかもしれません。

 若いときだから楽しめる! 若いときだからこそ存分に味わっておいていただきたい……そんなエールと自戒の念を込めて、「多少背伸びしてでも20代のうちに憧れのクルマを手に入れるべき5つの理由とは」をまとめてみました。

 若い世代の方で(もちろんもう少し上の世代の方も)、なかなか踏ん切りがつかない……といったときにこの記事との出逢いが勇気ある一歩に繋がれば、お父さん世代としては望外の喜びです。

1)体力・気力・視力・動体視力

 たとえゴールドメダリストのアスリートでも、目を見張るような美人女優であろうと、何人たりとも「老い」から逃れることはできません。ドラえもんにワガママがいえる関係とか、手もとにドラゴンボールが7つそろっていない限り(ほかにも比喩がありそうですが割愛)、不老不死は手に入りません。

 老婆心ながら、いま、あたりまえのように備わっている「体力・気力・視力・動体視力」はそう遠くない将来、確実に衰えていきます。仮に貴方がいま10代、または20代だったとして……。「んなバカな」と思うかもしれません。少しばかり先に生まれてきた30代以降の方であれば「ウンウン」とスマホ越しに頷いているかもしれません。

 遅かれ早かれ、飲み会のあとに深夜にラーメンを食べて、翌朝胃がもたれるようになってきます。仕事終わりに夜な夜なドライブに出掛け、ちょっと仮眠してシャワーをあびて朝ご飯を食べてそのまま職場へ出撃! といった無理が利かなくなります。やがて、あくなきスピードに対する欲求が収まっていきます。「スピードに対する欲と性欲は比例する」が筆者の持論です。ウソだと思ったら、周囲のアラフォー世代以上の人に聞いてみてください。かなりの確率で懇々と解説してくれるはずです。

 これを「老い」と解釈するか「成熟」と捉えるかは人それぞれですが、この瞬間も老いが進んでいるのは揺るぎない事実です。

2)独断でオトコの60回(120回!?)ローンが組める

 ローンが組めるようになったということは「一人前の大人としての証を手に入れた」のと同じです。つまり「世の中から支払い能力があると見なされた」からこそ、ローンが組める立場になれたのです。

 当面は結婚する予定がない、あるいは結婚するつもりはない(現時点で……を含む)とするならば、お伺いを立てる相手がいないとこととイコールです。

 つまり、自分の意思で決め、自分で答えを出すことに誰もとがめる人がいない今だからこそ、思い切った決断ができる絶好の機会なのです。こんな機会が、生きているうちにそう何度もめぐってきません。

 また、昨今の旧車・ネオクラシックカーブームが象徴するように、将来「いつか買おう」「いつか買える(はず)」がまったく通用しない可能性があります。

 60回(5年)、あるいは120回(10年)といったローンもありますが、無茶・無謀が許される、もしかしたら最後の時期に思い切った決断をするのもありだと思うのです(私自身、経験者です)。ただし、スマホを分割払いで購入している場合、どんなことがあっても遅延しないように必ず支払ってください(仮に支払えなかったら、どんなに遅くても1カ月以内に対応)。ここでお手つきがあると、のちのちの人生で多大なダメージを受ける可能性が高いのです。

3)10年後の自動車事情がどうなっているか未知数

 10年後、2032年。日本の自動車事情ははたしてどうなっているのでしょうか?

 いまの旧車・ネオクラシックカーの価値がさらに上昇しているのか、オイルショック時代のアメ車のように、価値が暴落しているのか?

 そもそも、ガソリン車の扱いがどうなっているか……。ひと昔前には想像もつかないような未来が待ち受けています。良くも悪くも。

 これをどう捉えるかによって近々の行動が変わってきます。内燃機関のクルマを思う存分、楽しんでおきたい……。もしそうだとしたら、早いに越したことはないかもしれません。

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