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「紫」以外は勝手に使用不可! 赤・黄・青・緑・紫のクルマの回転灯ってどう使われる? (2/2ページ)

「紫」以外は勝手に使用不可! 赤・黄・青・緑・紫のクルマの回転灯ってどう使われる?

この記事をまとめると

■警告灯(回転灯)は緊急車両などに設置される

■赤、黄、青、緑、紫の5種類がある

■それぞれの役割を説明する

警告灯は赤だけじゃない!

 緊急車両などに設置されている警告灯=回転灯はパトカーなどの「赤」以外にも、いくつかの色がある。そうした回転灯の色は何色あって、それぞれどういう役割があるかご存じだろうか?

 まず回転灯の色には、赤、黄、青、緑、紫の5種類がある。この5色について、その役割を説明していこう。

赤の警告灯

 赤は消防車、救急車、パトカーなどの「緊急自動車」。

 道路交通法39条で、「消防用自動車、救急用自動車その他の政令で定める自動車で、当該緊急用務のため、政令で定めるところにより、運転中のものをいう」と定義されているクルマに限られる。

 消防車、救急車、パトカー以外でも、人命に関わる緊急自動車として、ガス漏れ事故に対応するガス会社のクルマや、漏電などに対応するや電力会社の車両、輸血運搬車両などにも、赤色灯が設置されている。

黄色の警告灯

 黄色の警告灯を付けているクルマは、「道路維持作業用自動車」。

 主に国土交通省やNEXCO各社が所有しているクルマで、道路維持・修繕や道路標示の設置などに用いる車両が該当。ハイウェイパトロールカーや清掃車、除雪車などでもおなじみのはず。

 これらの車両は、道路交通法施行令によって「道路維持作業用自動車は、道路の維持、修繕等のための作業に従事するときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる黄色の灯火をつけなければならない」と定められている。

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