無断駐車は「鉄の爪」で対応ってさすがアメリカ! なのに支払いも予約も超最先端化している駐車場事情 (2/2ページ)

スマホがないとおちおちと駐車もできない

 現場でクレジットカードのみで料金決済する駐車場もあるが、古い機械などでは日本のクレジットカード(いわゆるICタグのついたカード)を受け付けないものもあり、駐車場によっては事前精算機を設けているところもあった。

 いずれにしても、アメリカ人なら便利なのだろうが、外国人では少々手間取ることも多かったのだが、スマホがなければクルマもおちおち駐車場に停められないほどデジタル化がどんどん進んでいる。その勢いは日本で感じられないものがあった。ちなみに、アメリカのパーキングメーターはカード決済可能となっている。

 駐車場のデジタル化が進むアメリカだが、アナログ時代から気を付けてもらいたいものがある。それが逆走を防止したり、出口から進入して無断駐車しようとするクルマの進入を防ぐ“鉄の爪”である。正しく進行していれば、クルマが爪を踏むと地面に爪が収まるのだが、逆走すると爪がキバをむき、当該車のタイヤをもれなくパンクさせるというもの。

 日本では、通るクルマを傷めるおそれもあるとして、住宅街などでクルマの速度を抑制させるのに効果のある“ハンプ”ですら設置に慎重なので、このような鉄の爪はまず設置されないだろうが、“自己責任の国”では、このようなトラップは駐車場以外にも多くあるので、ドライブの際には注意してもらいたい。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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